2016年10月02日

2016Apr-Sepの森と水:スタッフのようすを中心に

暑くて長い夏が終わり、長雨で一気に秋が進んでいます。
4月から9月までのスタッフのようすなどです(長文です)。
<なお、これでブログは終わりにしてFacebookページだけにしようかと思っています。>


4月 長野マラソン / Rei in

3月末でSayuちゃんとMazeちゃんがいなくなり、Minneryもほぼお休み。
入れ替わりにHalさんが来て大活躍。以後今に至る。


左がHalさん。真田紐でしばるイベント。
お茶をはじめとして古き良き日本文化を身につけ、しかも中国語を話せる。
4月は善光寺御開帳の昨年よりお客さんが多かったんだけど、台湾、香港、中国、シンガポールなど中国語を話すお客さんが多かった。リビングで中国語が話されていることもよくあり、Halさん登場回数多し。


   
4月の最大のイベントは長野マラソン。
お休み中のMinerryや元スタッフのヒロポンも応援に駆けつけてくれた。
私(aki)は2度目のマラソンで、終盤ガクッとペースを落としながらも完走した。


4月から大学生(通信教育)となったKeizoを正式雇用、submanagerとして店を任せた。
Halさんは5月からjunior staff。
歩いて行ける範囲に労働基準監督署とハローワークがあるので、手続きが簡単だ。


GW前、近所のReiさんが通いスタッフとして加入。こちらも中国語がうまい。
このとき、台湾のDale(ダヨちゃん)がお客さんとして泊まっていて、後にヘルパーとして戻ってくることになる。
Halさんと3人で中国語で会話している。


Halさんはファームを希望。スタッフのうち希望者には畑作業も一緒にしてもらう。
(ファームとアウトドアについては専用のFacebookページがあり、詳細はそっちに投稿してあります。)
3月にジャガイモ植付。去年成功した浅植えマルチ法。しかし畝間が狭すぎてのちに苦労することになる。この日も風が吹いて、長いマルチを張るのが大変だった。


アウトドアにめざめたKeizoを山菜採りへ連れ出す。近場の里山で短時間に効率よく収穫。


5月 Dale in

4月から住み込みがKeizoとHalさんの2人なのだが、そこで活躍してくれているのが通いのTacky。
料理も好きで、時間をみつけてみんなの分まで作り置きしてくれる。サンキュー。


 
右は森と水ワイルドアウトドアツアー参加のため前泊のゲストさん。バックパッカーズを始める前からの常連さんだ。


このお客さんは中国だったかなあ。日本の城とか歴史とか、とても詳しく、普通の日本人じゃかなわない。
NHK大河ドラマもよく見ていて、風林火山と独眼竜正宗の評価高し。


4月に泊まったDale(ダヨちゃん)がヘルパーとして戻ってきた。
台湾からワーホリで来ていて、次の仕事を決めるまでの間、好きな長野で過ごしたいとのこと。
6月、彼女に森と水で新展開がある。


5月のファームは忙しい。夏野菜の苗の植付や種まき。
これはナス・パプリカの苗を植え付けて「あんどん」をかけているところ。
4月から6月まで、ファームはHalさんと2人で作業した。


手間のかかるものは私の自宅の庭でやり、昨年から自然農の草刈り農法を取り入れている。
ただしトマトとニンジンはマルチでうまくいったので今年もマルチ。インゲンも後の手入れを考えてマルチを張った。
写真は笹の棒でインゲンの棚を作っているところ。


5月もKeizoを山菜採りに連れ出し、ウド、ギョウジャニンニク、ウルイなど良品大量ゲット。


カミさんの知り合いとそのお子さんを連れて山菜採りに出た。Halさんも。
めぼしい山菜がなかったが、タケノコ(ネマガリタケ)が早くも出ており、楽しめた。
写真はお昼の味噌汁に採りたてのタケノコを入れるため、皮をむき、軟らかいところを確認しながら切っているところ。


6月 Dale out / ミネリィ韓国進出

ときどき登場のお客さん、まんちゃん(中央右アロハ)が来た。
たまたま元スタッフのシローが来ていて、これまた元スタッフのヒロポンと飲みに出ようとしていた。
ちょっとみんなで飲もうよと、ミニパーティ。他のお客さんも加わった。

まんちゃんはいろんな仕事をしていて、特に富士山の近くで登山用品を貸したり、果物を売ったりしているが、さらに世界遺産の案内もやることが決まっている。お客さんは外国人、特に中国語圏の人が多く、まんちゃん自身も英会話を勉強しているが、即戦力がほしい。
そこで仕事を探して旅館と交渉中だったダヨちゃんを紹介した。中国語はネイティブ、英語もうまい。日本語も少しできるがもっと勉強したい。お互いぴったし。住む部屋など調整し、先に交渉していた旅館とも比べ、とうとうダヨちゃんはまんちゃんのところで働くことにした。
いまごろ楽しんでるかな。


ダヨちゃん歓送会。右端がTacky、左端がHalさん、そして右から2番目が↓


森と水の名物?通いスタッフかつ漫画家のミネリィ。ペンネーム峯村真。
学研から子供向けのシリーズの一つとして『もしものときのサバイバル術』を出していたのだが、なんと韓国でも出版が決定!
こののち、ベトナムや中国からも声がかかり、着々とアジア進出してゆくのだった。


ふだんお客さんに接するだけでなく、そうじや設備の管理も大事な仕事。そして万一に備えることも必要。
写真は定期的に行っている消防訓練のようす。火元確認、消火、誘導。けたたましくベルが鳴る中で119番に実際にかけて消防署の人に通報する。訓練とはわかっていてもベルが激しく鳴る中で行動すると緊張感が走る。


6月のファームはニンニク、タマネギ、ジャガイモなどまとめての収穫多し。
今年は市内の有機農家の久保田さんに教わったボカシを仕込み始めた。
自然農の竹内さんの嫌気発酵のボカシとも同じもののようだが、オープンな雰囲気で作る好気発酵。


7月 Kyoko in & out / Chika & Chii in

7月前半、WWOOFerとしてKyokoさんが来る。
9月に日本語教師としてポーランドに行く。早速フランスのゲストさんに日本語を教えている。


元スタッフのリサ(左端)。
元スタッフのヒロポンらとキャンプに行くため長野に来て、立ち寄ってくれた。次なるステップに向けて奮闘中。


Halさんが週イチでバイトをしている「あだむさんち」に行った。市街地を離れた山間の七二会(なにあい)地区にあり、山の中にヤギや牛や猫や犬がいて、ゆったり過ごせる。
森と水としても、次にファームの拡大版のようなものを考えていて、ぼちぼち場所探しをしているのだが、七二会は長野駅から遠くなく、でも場所によっては北アルプスが眺められて良さそう。


ポーランド行きを控えたKyokoさんに、Halさんが着物を着つけている。
日本の伝統文化を世界に発信する準備。


Kyokoさん(左から3人目)出発、入れ替わりにChika(右から2人目)が来て、歓送会。
Kyokoさんは東京でバイトしてから9月初めにポーランドへ。ちょうど友人が訪ねてきていたのでパーティに加わってもらった。
Chikaは青年海外協力隊でバングラデシュに2年滞在したあと、カナダでの語学留学を経て来た。森と水で2~3か月過ごしながら次の仕事を決めたいという。


スタッフ共同作業で網戸のそうじ研究中。


月末にはChii(左端)も加入。NPOで子供とキャンプする仕事をしていた。
8月の忙しい時にKeizoが一時的にいなくなる予定だが、どうにか住み込み女性スタッフ3人を中心に乗り切れそう!



7月のファームはKyokoさんがジャガイモ掘りと雨の日の種取りに奮闘。
ほか、収穫も草刈りもいっぱい。


Keizoと山行きを計画するが、この日は天気イマイチで近場の虫倉山へ。短いけど急な登りで刺激あり。


善光寺裏の地附山(じづきやま)にある物見岩でクライミング。確保と懸垂下降。


もういっちょ、新潟との県境・栄村の秋山郷にある鳥甲山(とりかぶとやま)。
切り立った尾根が多く、戸隠的なスリルがあって面白いが、下りが急なのと駐車場に戻るのが長いのとでふたりとも参る。
 

8月 Keizoスクーリング / 屋上ビアガーデン

submanagerとして宿の現場を仕切っているKeizoは通信教育の大学生。夏の2週間、実際に大学のキャンパスで授業を受けるスクーリングがあり、森と水はしばしお休み。8月のお盆前後、一年でも一番忙しい時に~(;´・ω・)
でも女性スタッフたちがしっかり店を支えてくれました。


常連の古賀さん主催で、屋上ビアガーデン。


ふだんはテレビのない森と水も、オリンピック期間中はデイリーハイライトをリビングのスクリーンで映しました。


Chikaの友達(左端)が森と水に泊まりに来て、戸隠観光。町では猛暑がふるうような日も、戸隠ではさわやかに散策を楽しめる。
ちょうど同じ日、戸隠山の八方睨に登る我々(aki、Hal、Chii)と奥社参道の杉並木で遭遇。 


翌日はChiiの友人が泊まりに来た。やはり戸隠に行ったのだが、ふたりともチビッ子忍者村のフィールドアスレチックに夢中で他をあまり回れなかったという。
明るいトレイルランナーの彼は、衣類や装備を極限まで軽くするウルトラライトの手法を採り入れており、アウトドア化がいちじるしいケイゾーも触発される。


 
そのまた翌日は、そろそろポーランドに発つKyokoさん(7月短期スタッフ)からプレゼントが届いた。


さて8月の共同作業は、新しい枕の導入。買ったままだとビーズが多すぎて枕が固いので、少しビーズを抜いた。


レンタル自転車のそうじ・整備も。


ファームにChiiも加わる。小さなタマネギを8月末に植えた。今年初めての試み。12月ごろ玉と葉を食べられるらしいが。


 
上に書いたように戸隠の杉並木を通って、戸隠山の八方睨に登る。蟻の塔渡り、剣の刃渡りというスリリングな細い岩尾根を通過する。


スクーリングから戻ってきたKeizoと燕岳へ。たまたま表銀座縦走のお客さんがいたので車に同乗してもらった。


9月 観光研修 / Chika out

住み込みスタッフ4人Keizo/Hal/Chika/Chiiは仲がいいが、つねに誰かが店番をしているので全員で外に出かけることはない。
ということでこの日は朝番をTacky、昼番をakiにまかせ、住み込みのみんなは自転車で近場の観光研修へ。
SakiとMinerryも参加。


まず善光寺のお朝事。裏庭の秘密スポット、善子さんと光子さん。
その後、城山公園の芝生で朝食のサンドイッチを。


善光寺の裏の道をまっすぐ進み、地附山にむかう。
写真の活禅寺はHalさんが毎朝通っていたところ。誰でも無料で座禅をできる。初めての人は朝5時半から。
さらに進むと雲上殿(善光寺のお墓部門)と結婚式場のアマンダンスカイ。
終着の地附山公園は市街地の見晴らしがよく、ミニチュアの町を眺めるような感じで楽しい。特に入口ゲート手前の道路と、公園の最上段、そして公園から地附山に登った見晴らし台から、善光寺平の北半分がよく見える。


地附山の山頂からは飯綱山がよく見える。ヤッホーポイント。


さらに西側に進むとロッククライミング練習場の物見岩。ここから善光寺平の南半分が見渡せる。
この日は猛暑。汗かいて昼過ぎにバックパッカーズに戻り、ランチの後はスタッフミーティングもやった。
詳細はFBページのアルバムにあり。


さて翌週はお店を休みにしての研修。実はキャンプの予定だったのだが天気が悪く、ドライブしての研修を2日続けた。

まずは共同作業。夏ふとんから秋ふとんに入れ替え。


午後はオリンピック施設巡りその1。ビッグハット、ホワイトリング、南長野運動公園。途中、森と水ファームがある真島(ましま)に立ち寄る。


夜はせっかく店が休みだし、ホットプレートとたこ焼き器を出した。Chikaが慣れた手つきでもんじゃ焼きを作る。
スクリーンで映画を見て、遅くまで語っていたようです(ワタシャ2本目の映画が始まるとすぐに眠くて退散した)。


さて2日目はHalさんが移住しようとしている高山村へ。

まずは活躍の場となるであろう「名もなき空き家」に立ち寄り、オーナーの松本さんに案内してもらう。
森と水ファーム部門の拡大とうまく絡められないかと考えている私は畑を見せてもらった。ニワトリを飼う計画は昨年頓挫したが、ここで復活できるか?
その後、高山村の売り出し中のワイン用ブドウ畑や建設中のワイナリーを見て、松川渓谷へ。


雷滝。大きな滝で、裏を通れる。


七味温泉。ここはエリア内にいくつか温泉がある。硫黄がきつく、山奥感があり、いい湯です。
タヌキが外飼い状態で何匹かいて、KeizoとChikaは触ってたな。


帰りがけにオリンピック施設巡りその2でエムウェーブ。ここは展示が多く、体験コーナーもあり、充実している。
2日間の研修、楽しくごくろうさま。Chiiは急用ができて参加できず残念でした。


さて、8月は例年より外国のお客さんが少なかったような気がしたが、9月になって増えてきた。
ヨーロッパ(特に西欧)を中心に、オーストラリア、カナダ、アメリカ、香港、台湾など。


9月のアウトドアは、待望の沢歩き。
なかなか時間が取れずに9月1日になってしまい、Chiiは用事が入っていて来れず。
まだ残暑厳しいころだったが、前々日に大雨が降り、水量多く、冷たかった。
でも天気まずまずで、大自然を感じてもらえたかな。


そしてとうとうChika(右端)が出発。国際貿易ビジネスの職業訓練を受けつつ、つぎの仕事を見つける予定。英会話はうまいし、国際感覚もあってよさそう。やりがいのある仕事が見つかるといいね。

隣のMinerryは来週から1か月半のフィリピン英語特訓。コミュニケーションの気持ちは十分だけど、英語の基礎能力も向上させてください。
続けて12月には台湾で高校生たちを相手に漫画の特別授業をする。これはうちに泊まったお客さんからの申し入れ。しかもそこは6月にヘルパーしてくれたダヨちゃんの故郷で、ダヨちゃんが通訳してくれることになった!
来年にはオーストラリアに長期で行きたいと計画中。サバイバル漫画で海外出張もありそうだし、国際的活躍だ。

左端のHalさんは高山村に11月から住む。しばらくは森と水との二足のわらじで、10月はその準備もあり忙しくなりそう。
Halさんはいろんなことができるので、その引き出しが役に立つようだと楽しくなりそうですね。

Chiiは前職のNPOのお手伝いで不在。
先週、ウミガメの保護団体のNPOに就職決定!10月半ばで出発。
ここ最近は空き時間に客室のふすま絵を描いてくれてます。


てなわけで、みんな新しいことにチャレンジするため、続々と卒業。そこで↓

===============================================
スタッフ募集中です。

特に住み込みの方急募。ユニークな仲間に加わりませんか。

休憩を入れて週40時間ほどの店番担当ですが、のんびりした時間も多く、楽しく過ごせると思います。週2~3日オフは普通で、まとめて1週間休みにすることもできます(他スタッフと調整が必要)。
実用英語の機会はたくさん。日本人、外国人ともいろんな人と接することができます。
詳細はWebsiteをご覧ください。
  

Posted by もりとみず at 07:00Comments(0)スタッフの紹介

2016年04月05日

2016年1-3月の森と水

ぐんぐん春が進んでいきます。
年が明けてからのスタッフのようすなどです(長文です)。
それぞれが特色を出して楽しい森と水にしてくれました。
そしてそれぞれが次のステップに向かって考え、試行錯誤し、準備し、踏み出していきました。


1月 Mai in&out/Tacky in/Shiro out/ふとんカバー洗濯

左から2人目のマイさんは、昨年12月に来てくれたドンさんのパートナー。
上田でのゲストハウス開業検討中で、森と水で実地研修(平日住み込み)。
1月はケイゾー、シロー、さゆちゃんに平日マイさんと住み込みスタッフが充実していて、ほぼ毎週ミーティングと共同作業。
ミーティング後はお楽しみのまかないランチbyさき。

1月末には通いのタッキー加入(写真まんなか)。
来年あたりワーホリに行こうかなあ、と森と水で英語の実地訓練をしつつ考え中。

1月27日の共同作業は、客室ふとんのカバーかけと、翌日のパーティ準備。

かけふとんのカバーを洗い、つけ直す。

パ-ティに使うインゲン豆の乾燥品は森と水ファーム(ただの自家菜園です)で採ったもの。
さやを割ると、メキシコ料理によく使うレッドキドニービーンズの色を薄くしたような豆が出てくる。

台所では明日のパーティ料理を一部仕込む。

メンバーが手分けして食料調達し(自家菜園)、料理をし、ゲストハウスを運営する。
経済的なぜいたくさはないけど楽しく食べて住めていろんな人に出会えるコミュニティ。
そんな理想をちょっぴり実現した1日でした。
おおげさですか?

もう少し人を増やして食料調達部門を充実させたい。
自給野菜をもっと増やし、鶏を飼い、ゲストハウスの人手も増やす。
そのための自給農シェアハウスを作る、という構想は昨年頓挫。
アイディアと場所を再検討中です。

28日は歓送会。10月からやってくれたシローと、1月限定のマイさん、ありがとう。

シローは春からワーホリに行くつもりだったが、気が変わって働き始めることにした。
いくつか会社を調べながら、自分のやりたいことを仕事にできないかと模索。
「地元(南信出身)」「サッカー」「子供」「海外体験の機会を作る」といったキーワードを大事にしていた。
そして地元の学童保育の仕事を決めた。
子供にサッカーを楽しませつつ、海外体験させるやり方を模索してゆくようだ。
森と水を出てから4月の就職前に、ヨーロッパとアジアを回ってきた。
現地のサッカークラブや運動施設を見学し、実際に体験留学している子供たちの姿にふれ、関係者にも会い。
将来の構想におおいに参考になる充実した旅になったようだ。

マイさんとドンさんの計画は、上田市でゲストハウス+劇場+カフェをやろうというもの。採算のめどが立たずまだ計画段階だった。
地味な仕事をこつこつやるマイさん、いろんなカルチャーが好きなドンさん、ふたりでユニークな楽しい場所を創造できるよう願っています。
森と水での生活が楽しくて、去るのが悲しいと言ってくれました。
毎週持ってきてくれた大根漬けや、慣れた手つきで小麦粉をこねて焼いてくれたパンなど、懐かしく思い出します。

パーティのメインディッシュは昨春から気に入っているディップ大会。
チリコンカン(上記インゲン豆入り)、ワカモレ、サルサ、たらこペースト、ツナマヨ、バジルペースト(2年前に作ったもの)、セビチェ、ポテトサラダなどを、トルティーヤチップスやフランスパンスライスにのっける。
あらかじめ作っておけるし、各自好きなものを選べる。


2月 TV取材/ポンチキ/Maze in

1月末から2月初めにかけて、地元テレビ局のSBCとTV信州の取材が入り、なんと2月5日の夕方6時台に2局で同時に放映された。
楽しそうな感じがよく出ていました。
動画をネットにアップしなくちゃなあ、と思いつつ、やってないや。

2月3日は善光寺の節分。私(aki)とサキが店番してスタッフは豆まきへ。
翌4日は「脂の木曜日」。さゆちゃんの好きなポーランドではポンチキというジャム入り揚げドーナツみたいなのをたくさん食べるというので、お客さんにもふるまいました。キンキンに冷やしたズブロッカとともに。

2月中旬には、去年の夏に活躍してくれた元スタッフのツゲちゃんが遊びに来た。12月に来てくれたときはみんなでスケートに行ったが、今度こそ念願の雪遊び。
……のはずが、初日は横殴りの雪でスノボどころではなさそう。今年の冬は雪が少ないというのに、雨女のツゲちゃんが恵みの雪をもたらしてくれた(?)
翌日は晴れるというのでスノボは2日目に変更、初日は小布施町でボルダリング。同じく去年の夏を彩ってくれた元スタッフ・ミワちゃんも来て、ケイゾーと4人で壁によじのぼったり、はがされたり。

調子に乗ってボルダリングをやりすぎ、風呂に入れないまま山ノ内町の渋温泉に移動。渋の大湯はすでに一般開放は終了している時刻だった。
やはり去年の初夏にちょびっとだけスタッフをしてくれたシオリンが、地元の渋で働き始めたというのでみんなで会いに行く。そこでご飯を食べつつ、元気そうなシオリンと出会う。
森と水で刺激を受けたのが引き金となって仕事をやめ、伊豆や北海道にリゾバに行き、楽しくいろんな経験をし、これからどうしようかとワクワクしていた。小さな自信を積み重ねて、ぜひ大きく羽ばたいてほしい。

翌日はばっちり晴れてぽかぽか。交友関係のひろいミワちゃんのツテで妙高杉ノ原スキー場のリフト券を安く買い、滑りまくりました。
2日間思い切り遊んで、また明日からがんばって働いてね。


まぜちゃん登場(写真・コアラの帽子)。春から就職を控えた大学4年生、学生最後の1ヶ月を森と水で過ごしました。大学で学んだ韓国が大好きで、英語よりも韓国語のほうが得意と自認するほど。

写真の左奥では通いスタッフのミネリィがいつものように外国のお客さんと話してる。本人も言う通り、来たときは中学生並みの英語しかできなかったけど、森と水に来るようになってからどんどんお客さんと話し、どんどん会話が上達してる。読み書きも苦手だったけど、たくさんのお客さんとFacebookで友達になってメッセージのやり取りをしてるから、きっとどんどん英語が上手になっていくね。


3月 洋式トイレ/Hal in/Maze out/Sayu out

いつも使っている3つのトイレのうちひとつを洋式トイレ+ウォシュレットにした。
外国人だけでなく、日本人やスタッフからも洋式がほしいと言われる。
あとひとつ和式があるが、今年中には洋式化するかな。

珍しくスタッフでカラオケに行ったら、ミネリィパワー炸裂!東方神起の大ファンで、まぜちゃんも一緒にノリノリ。
モニターにハングルが出てくるのを見て、ケイゾーが読み方を推測、まぜちゃんに解説してもらってました。
わたしゃ調子出なくて、似合わない静かな曲ばかりでした。

カラオケに行く前後に、ケイゾーが慶応義塾大学(通信課程)に入学するための小論文を書いていた。
提出締め切りの日だった!!!
その後、無事審査を通って入学決定。おめでとう。
4月からは森と水のサブマネージャをやりつつ、文学部哲学科で学ぶのだ。
あんまり仕事を押し付けちゃいかんなあと思ってはいるのだが、人手が足りない(4月になった時点)。だれか手伝ってください!

元スタッフのまこっちゃんの就職先・秋田県の仙北市から、観光関係のお客さま。
同じ日、ゲストハウスをやりたい若者も話に加わりました。

半年ほど住み込み予定のハルさん到着。
インド帰りの元スタッフKateがたまたま来ていて、二人で中国語で会話してる。
まぜちゃんは韓国語、さゆちゃんはポーランド語、いなくなったシローはフランス語と今年はトライリンガル多し。
おっと、ミネリィはあいさつだけなら10ヶ国語以上。

11月から大活躍のさゆちゃん、1ヶ月限定のまぜちゃんがとうとう出発。
元スタッフのミワちゃん、ヒロポンもかけつけた。
左手前のたもさんは、気の合うさゆちゃんのバイト先を引き継ぐ。

さゆちゃんについてはネタが多すぎて何を語っていいやら。
森と水を出てから、ポーランドに「帰る」ビザを待つあいだ、東京で好きな仕事をして稼ぐ。
かわいい外見と穏やかな性格でありながら強烈な趣味と経歴をもち、しかもその性向が世間的に異端であることを知りつつも自然に好きでありつづけている。うーむ抽象的だが、とにかくスタッフやお客さんと仲良く過ごし、おもしろい一面(1つじゃないから多面か?)を見せ続けてくれました。
ありがとう。そして君の人生という旅が面白く進んでいくのを期待してるよ。

ドンさんも来た。とうとう上田で「犀の角」プロジェクト始動!大発展お祈りします。
ミネリィは海外留学&旅行の計画中。

ヨーロッパ・アジア旅から帰ってきたシローも来てくれた。


女子でセルフィー。


翌日さゆちゃんのご両親が車でお迎え。
いってらっしゃーい。


ああ、いろんな人がいるなあ、ホント。刺激受けます。


===============================================
スタッフ募集中です。

特に住み込みの方。ユニークな仲間に加わりませんか。

3ヶ月以上住み込み希望の場合、intern(試用期間)1-2ヶ月後、給料から生活費を引いて正味3万円、そののち能力とやる気により宿泊数比例手当(ステップごとに合計4万、7万、11万ぐらい)。
3ヶ月未満の方はintern扱いで、正味2万円弱ぐらい。
詳細はWebsiteをご覧ください。
休憩を入れて週40時間ほどの店番担当ですが、のんびりした時間も多く、楽しく過ごせると思います。2~3日まとめてオフにすることもできます。
  

Posted by もりとみず at 20:45Comments(0)スタッフの紹介オーナー日記

2016年03月11日

2015秋冬:森と水スタッフのようす

半年ぐらいスーパーヘルパー列伝を書くのを忘れてたら、たくさんたまっちゃって、でもスタッフ中心に面白いことがいろいろあったので、ここに書き残しておきます。長いです。
まずは2015年終盤のこと。

2015年
9月 
ツゲちゃん out/Kate out/Filip&Vlado/リビング畳入れ替え

6月末から活躍してくれたツゲちゃん、出発!社会人生活本番へ。
ウーファーのVladoとFilipが来て2週間ほど滞在。
8月末からのケイトも9月いっぱいで出発。小麦アレルギーのスタッフは初めてだったが、ケイトの人柄がよく、まこっちゃん導入の酵素玄米もあり、問題なし。

元スタッフのミワちゃんとヒロポンもツゲちゃんにあいさつにやってきた。

パーティの前に、リビングの畳を入れ替え。開店以来初めてだ。

壁との隙間が不規則な形をしているのを、後日スタッフで平らにした。


10月
シロー in/まこっちゃん out/John in/冬布団

シロー参入。サッカーを趣味以上にやっていた。ジブチ(アフリカ)に海外青年協力隊で行っており、フランス語をしゃべれる。
まこっちゃん、出発。秋田県で地域おこし協力隊。興味の湧くところに3か月単位ぐらいで移り住んでいたが、そろそろ落ち着きたいと言っていたところ。


かけふとんを冬用に入れ直す。布団カバー洗濯やふとん干しも含めて年に数回ある作業。

11月 
さゆちゃん in/John out/えびす講/Happy Eiko

さゆちゃん来る。ブラックメタル好きでポーランドに1年ほどいたという。
スカイプやfacebookで、彼氏とポーランド語で話している。
それ以外にもいろんな経験談が続々出てきて、普段おとなしいのに面白すぎる。

Johnは3ヶ月ビザを延長して4月までいるつもりだったが、シローと夜な夜な飲みに出て散財し、金欠のため、次のウーフが終わったら1月末に帰国することにした。金を貯めてまた4月には日本に来るつもりらしい。

11月23日はえびす講花火大会。森と水で宿泊者以外も参加できるイベントとして毎年やっている。
今回も降らなくてよかった。
屋上でこたつに入って飲み食いしながら見る。持ち寄りたくさんありがとうございました。

元スタッフのエイコがアラスカのリゾートでの1年間のインターンを終了。
そしてなんと、おめでた!
何年にもわたるドラマチックなストーリーの末のハッピーなできごと。
おめでとう!
森と水生活の中で、着々と将来に向けて活動していたのが、思いのほか(狙い通り?)うまく進んだんだね。

森と水としても、エイコに無理をいいつつチーフというものを確立し、ケイゾーに引き継ぎました。
これからもスタッフシステムを整備していくけれど、そのきっかけになりました。ありがとう。


12月
ケイゾー 免許合宿/ドンさん in&out/ミネリィ in/シロー活動開始/リナ歓送会/ツゲ・シュン・ミワ集まる/2段ベッド作り替え完了

12月前半はケイゾーがリフレッシュ休暇を使い、運転免許合宿へ行った。
上田でのゲストハウス開業を検討中のドンさんが12月に研修で来た。1月にはパートナーのマイさんも来ることになる。
サユ&ドンのお誕生会に、野沢でウーフ中のJohnも偶然長野市に来ていて、参加。

ミネリィ参加。漫画家をやっていたのだが、次のことに取り組みたいと、森と水にやってきた。
お客さんに話しかけまくって大活躍中。

裏口に続き、表の「プリンスホテル」看板も撤去。すっきりしました。

森と水がきっかけで、長野に住み、農家を目指すことになったリナが、年明けに研修を終えて佐久で働くことになった。
歓送会。といっても、

リナが得意の広島焼きを延々とみんなのために作ってくれたのだった。食った食った。20個ぐらい作ってくれたかなあ。

研修先の久保田さん。長野市あたりで有機野菜を販売してる第一人者だ。
有機肥料を作るのではなく、土壌菌を繁殖させるのを基本とし、連作している。独特の有機農法だ。

クリスマス。飛び込みのゲストさんがシェフで、チキンの切り分け方を教えてもらう。
あれ、またJohnがいるゾ。
シローは元々4月からカナダかフランスにワーホリに行く予定だった。が、11月のJohnとの飲みまくり生活のあと、考えなおし、早く仕事を始めたいと思うようになり、いろいろ活動を始めた。



年末にはツゲちゃんが遊びに来た。合わせて、夏の1週間だけウーフしたシュンも来た。長野市在住のミワちゃんもきて、ケイゾーとスケートに行ったりして遊んだ。


ミックスドミの2段ベッドを一つずつ作り替えていたのが、年末に完了。
タテヨコとも広くなり、作りもしっかりしました。
ハシゴは作り付けで斜めにしました。上り下りしやすいですよ。
垂直にすると作りやすいけど、上の人は出入りが面倒。となると下の人も余計な動きや音を聞かされるハメになる。
ここはこだわって大工さんにおねがいしました。

======================
3月末から住み込みスタッフ1人か2人募集します。
興味のある方はwebsiteをご覧の上、メールでお問合せください。3/20ごろまでに1人決める予定です。

4月1日からスタッフシステムを少し変えます。3か月以上いる予定の人の待遇を改善します。
通いと、3か月未満の住み込みはほとんど変わりません。
(Websiteの内容の変更はまだです。3月中に変えます)
長期の人、短期の人、通いの人、いろんな関わり方の人がそれぞれの味わいを出して森と水のミニコミュニティが作られています。
あんまり金はないけど、住むところと食べものはあって、時間も自由になる。
食べものは、贅沢はできないけど、自分で作ったり採ってきたり、そして料理すれば楽しくおいしく食べられる。
いろんなスタッフやお客さんに出会い、楽しく話し、刺激を与えもらう。
そんな場所です。
(aki)
  

Posted by もりとみず at 07:02Comments(0)スタッフの紹介オーナー日記

2015年11月11日

よく働きよく遊ぶ自然派のまこっちゃん

「自然の中で自給的生活をしたいんだけど、ずっと縛られるのはイヤ。遊びにも行きたいし、外国の人と触れ合える環境がいい。」
というまこっちゃん(ヘルパー列伝15)
2014年の4月から6月、11月から2015年の4月、そして8月から10月とやってくれました。

脱サラ後、旅行したり、数ヶ月単位でヘルパー生活したり。上のような気分なので森と水が合っているらしく、3ヶ月ぐらいやって、出ていって、また来ること3回。そろそろ腰を落ち着けようかと、この秋、秋田県に向かいました。長野県も気に入ってくれてました。戻って来ても歓迎だよ。
左端がまこっちゃん、右からいつも一緒だったケイゾー、レイカ


さて、バックパッカーズでは事務もそうじもきっちりやり、自主的に責任感を持ってやってくれて大活躍。トラブルにもよく出会い、対応してくれました。ゲストさんとも仲良くし、ゲストの身になって考えてくれました。


玄関にて

リビングでくつろいで

リピータのまんちゃんと、演奏して歌えるバーで


3か月前後を3回いてくれたため、いろんなスタッフと出会っています。
主なところを紹介します:

左ウナちゃん、アイスホッケー選手として欧米に売り込みに行った!


夏に遊びに来たとき。エイコ(今アラスカ)、ミカ(最近出産)、ブリ子さん、Daniel(アメリカ人WWOOFer)と


左端Selina(日英ハーフのWWOOFer)とは楽しい日々

タイWWOOFerのGift

動物園勤務のタモさん、学生のいっちゃん、オージーWWOOFerのAllie

台湾WWOOFersのイブとキラ、右はツゲちゃん

ツゲちゃん歓送会にて。日英ハーフのケイトとも1ヶ月いっしょ。元スタッフのミワちゃんや常連こがさんも来た。



畑もよく一緒にやりました。まこっちゃんは自然農を習ったり、ほかの農園でも働いた経験があり、私もいろいろ教わりました。


真島の畑でじゃがいもの土寄せ

ナス・パプリカの草刈り

丹波島の庭で農作業の合間に昼ごはん スタッフのソノギと

支柱にする竹を切ってきた

草を残して種まき
 
杏っ子にてアンズの収穫のお手伝いもした


森と水では週平均8シフトを担当してもらうのだが、まこっちゃんは、まとめてシフトをこなして、まとめてフリータイムを作って遊びに行くことが多かった。2連休は当たり前、3連休にすることもよくあった。あるとき他のスタッフが不調で、まこっちゃんがかわりにやってくれたが、そのあと、丸々1週間休んで東北旅行に行き、それが今度の秋田行きにもつながったのだった。

秋田の中でも仙北市、いいところに行くんだよねえ。存分に楽しく活躍してください。
森と水農園計画が進展したらぜひ呼びたいんだがなあ。進みません。

***スタッフ募集中***

住込みの方、募集中。

11月下旬(24日)から長期1人。
通いの方はいつでも大歓迎です。

「英会話を実際に使って上達する」   スピードラーニングなんかメじゃない
「お金を使わずに長野で生活する」   ぜいたくせずに、料理できれば、出費0も可能
「食住の基盤とし、バイトでかせぐ」   長期大歓迎!個室です。
「野菜を自分で作り、自分で料理する」 畑もやるよー(希望者)

そんなことができます。

<近所の方、週1回(半日程度)からでもOKです。回数が少ないと無給ですが、得るものは多い!>
<住み込みは個室で。食材支給+月1万程度>
詳しくはwebsiteのスタッフ募集・紹介ページをご覧ください。




過去のヘルパーのようすはこちら:
ヘルパー列伝(ブログ)

1:リサ  

Posted by もりとみず at 11:57Comments(0)スタッフの紹介

2015年10月29日

速攻ムキタケがり

(上がムキタケ、下がナメコ)

「きのこがりお願いします。パーティがあるので、たくさんほしい。ムキタケが好き」
とのことで、行ってきました。採ってきました。


2015年10月28日北信濃

集合時には小雨で風も強かったけど、カッパを着るころには雨もやみ、林に入れば風は気にならない。


散策路?をしばらく歩いて、横をのぞけばチラリとムキタケらしきものが見える。
ヤブに踏み込めば、あるよあるよ。


そこらじゅうにあります。
好天続きで、乾燥気味だけど、虫も少なくしっかりした肉質のものがいっぱい。


立ち枯れに生えているのが多いけど、地面の枯れ木ににももちろんあります。


ナメコもところどころにあるけど、大群生はなし。
やはり乾き気味。


依頼の Iさん、いいナメコ群生を発見。
今回、立ち枯れの上部にムキタケが見え、ヤブに入って行くと低いところにナメコがある、というパターンが多かった。


ナメコにはナメクジがよく付いていた。灰色のが食事中のナメクジ。
中から食い荒らす虫達と違い、ナメクジは外からきれいに食べるので、ナメクジに少々食われたきのこは食感など問題なし。


ムキタケはいくらでもあるが、ナメコは頻度が少なく、幼菌群生も少なかった。今から出始めたとして、11月中旬が盛りかなあ。そのころここは雪が積もっているだろう。


たっぷり採れました、大満足です。と Iさん。
最初にお連れしたのがここでした。もう10年ぐらい前でしょうか。そのあと、お子様もできてもう5歳ぐらいだとか。
遠いところ、ご苦労様でした。
ムキタケが好きで、シチュー、すき焼き、ソテーが定番だそうです。ボリュームたっぷりの独特の食感ですよね。スーパーにはありません。
私も毎年たくさん採って塩漬けにし、春まで食べています。


と言いつつも、戻りながら道端に見つかると回収していくのでした。
10月は雨が少なく、地面のキノコは全くなかった。ひょっとしてもう流れていたかも?
こんなときでもムキタケは出ていることが多い。



歩き始めて車に戻るまで2時間半。腰も痛いし、明日も仕事ですから早めに帰りますと、速攻のきのこがりでした。
--------------------------------------
11月末(か12月)の日曜にヒラタケ狙いで行く予定。あと1,2人参加可。現在3人参加予定ですので、今から加わると4000円になるでしょう。

ほか、希望の日がありましたらご相談ください。
11月中旬から下旬にナメコが狙い目です。
内容にもよりますが、だいたい以下のような感じです。

参加費 1人で8000円 2人で6000円、3人で5000円、4人以上で4000円

場所:長野市から車で2時間以内

日程 
<集合>車の方 8:00現地(長野市から北の方へ1時間ちょっと)
電車の方は相談。森と水バックパッカーズ6:30発。
<解散>きのこの採れ具合や天候にもよりますが、午前中がんばって採り、昼ごはんを食べてもう少し採る。
たくさん採れたり雨などで辛すぎるときは午前中で解散することもあります。


  

Posted by もりとみず at 08:20Comments(0)アウトドア

2015年09月18日

2015の夏はツゲちゃん

森と水の仕事やスタッフとの生活を中心にしつつ、長野を楽しんでいたツゲちゃん。
今年の夏の森と水といえば彼女の印象がイチバン。

(他のスタッフの方もみんな活躍してくれて感謝してますよ、もちろん)
(往生寺)

ツゲちゃんは大学を卒業して就職が決まっているのだが、面白い会社で、10月から仕事を始めることもできる。
その場合は ン十万円もらって好きなことをしてよいのだという。
彼女は春からタイでボランティア活動。それが終わって6月末から9月上旬まで森と水の生活を選んでくれた。
(就職先は英語を使う仕事)

考え方や生活態度はすでに十分大人のツゲちゃんだが、国内外のさまざまなゲストさんに出会い、長期・短期・通いのスタッフと共同生活して、短期間で楽しく経験を広め、深めたんじゃないかな。
英語は元々上手だったけど、いろんな国の人と話してこれまた幅を広げただろう。


歓迎会。右のコディーの歓送会でもある。隣のヨッシーもしばらくして出発。
男はずっと一緒だったケイゾー、左は7月いっぱいまで一緒のミワちゃん。

女子スタッフで温泉に行き、風呂あがりに土砂降りにあった。
左隣は通いのタモさん。
思えばこのときから雨女…

近場研修で往生寺やタモさんの働く城山動物園へ。
これ以降すっかりみんな、ゲストさんに動物園を勧めるようになった。
6月に研修しまくっていたので、ツゲちゃんが来てからはあまり連れて行かなかった。ゴメン。

名古屋からヒッチハイクの親子とは実家が近所。

パルセイロ(長野のJ3サッカーチーム)にマネージャーのインターンとして来た長期ゲストとも同郷。
彼はツゲちゃんお別れ会まで滞在し、何度も夕食をともにした。

今年の夏は7月半ばからお盆前まで、暑い日が長く続いた。
そんなさなかのビアガーデン。

お盆休みの短期スタッフShun

中央は8月から一緒のまこっちゃん、左の二人は8月後半の台湾からイブとキラ。



奥志賀で水遊び



8月末からのケイトとも仲良し。
雨で唐松岳は断念。

とうとうツゲちゃんの歓送会。
パーティに限らず素材からの手作り料理が多い、というか毎日やってる。

パーティには出られないけど、ときどき遊びに来る元スタッフのヒロポンが挨拶に来た。


7月まで一緒のミワちゃん、常連こがさんも駆けつけた。
チェコとスロバキアからのWWOOFers、Vladimir&Filipがツゲちゃんの部屋に入る。

ファームも一緒にやりました。
8月からは天気が悪かったり都合が悪くてあまりできなかったけど、
ジャガイモは3回掘り、猛烈な草取りもやりました。
料理をしょっちゅう作り、その素材も自分の手で作る生活。
マルチの下から芋がごろごろ。

ネギは草取りしてから土寄せ


ジャングルのような草むらを成敗してくれました

前半部分はツゲちゃん自身がブログを書いてくれてます。

社会人生活を気持ちよくスタートできそうだね!楽しく頑張って!!!
(aki)

***スタッフ募集中***

住込みの方、募集中。

9月下旬(25日)から短期長期1人ずつ。
通いの方はいつでも大歓迎です。

「英会話を実際に使って上達する」   スピードラーニングなんかメじゃない
「お金を使わずに長野で生活する」   ぜいたくせずに、料理できれば、出費0も可能
「食住の基盤とし、バイトでかせぐ」   長期大歓迎!個室です。
「野菜を自分で作り、自分で料理する」 畑もやるよー(希望者)

そんなことができます。

<近所の方、週1回(半日程度)からでもOKです。回数が少ないと無給ですが、得るものは多い!>
<住み込みは個室で。食材支給+月1万程度>
詳しくはwebsiteのスタッフ募集・紹介ページをご覧ください。




過去のヘルパーのようすはこちら:
ヘルパー列伝(ブログ)

1:リサ  

Posted by もりとみず at 08:00Comments(0)スタッフの紹介

2015年08月29日

松本自転車観光

8月27日木曜日 松本に行く。

10年以上ぶりに訪れた松本民芸館。
そういえば前に来た時もぶどうの季節でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9時半、松本駅に着く。
観光案内所で地図をもらい、観たい場所を確認。
アルプス口へでて、向かった先はこちら


駅からすぐそば、松本バックパッカーズ。
フライヤーを置かせてもらい、お久しぶりですのご挨拶。
忙しい時間に、寄らせていただきどうもありがとうございました。



線路の下を抜けて、次なる目的地へ。


つきました。松本民芸館




美しいものが美しい。本当にその通りだと思う。


ありがとう、また来ます。



そうそう、今回は自転車で松本巡り。無料で自転車かりられます。
手続き簡単。ただし、借りた場所に返すのがお約束。
すいすいタウン
空気もちゃんと入って、乗りやすい自転車です。


松本在住のお友達とおいしいお昼。なのに写真を忘れてる。
友達あえる旅は、一段階楽しい。
ありがとう、ごちそうさま。


つづけてもう一軒、こちらもこちらもお久しぶりですのご挨拶。

ゲストハウス東家
お昼寝中、お邪魔してごめんなさい。


続けて観光観光。
ウィンドウショッピングにブックカフェめぐり、あいまに湧水チェック。
そしてまた、観光に夢中で写真を撮り忘れてる。


自転車快適。どこでも行ける。
気になったところにちょっろと戻るも自由自在。



たっぷり走ってちょいと休憩。しろくまさん、こんにちは。
おやおや、帰りの電車まであと30分。


自転車返却。今回お借りしたMウィングの目印はこれ。
ちょうど4時のぐるぐるタイム。


松本着が9時半で、松本さよならが16時半。たっぷり堪能7時間。
自転車万歳の旅でした。



今日のお財布。
・信州往復きっぷ 長野⇔松本  1470円(2015年8月現在)
・自転車    0円
・松本民芸館 300円(オトナ)
・お昼ご飯   950円
・しろくま    600円
しめて3320円なり。



ありがとうありがとう、また来ます。


記:佐紀  

Posted by もりとみず at 22:14Comments(0)観光・営業案内

2015年08月25日

岩に乗ったりジャンプしたり(入門沢歩き)

「登山をやっているけど、沢登りを始めたいんです」という方と、まずは短い沢歩き。
沢靴の感覚に慣れてきたら、ツルツルの岩に取り付いたり、流れをジャンプしたりとのびのびチャレンジしました。

-----------------------------------------
2015年8月19日
問い合わせの方が松川村なのもあってその近くの乳川で沢登りの入門として簡単な沢歩きをやってきた。
砂防ダムのスリット化で訪れている場所で、花崗岩の多いきれいな沢だ。

集合場所に行くと、一人はなんと杜氏さん。
美味しいお酒をいただきました。


甘いんだけど、いやみがない。
春には山スキー帰りにバックパッカーズに泊まって頂いてました。

もう一人は、安曇野エフエムで「ラジオーMt.チャンネル」という山の番組を持っている「ゆうじん」さん。
きのうは船窪、烏帽子を登ってきたというから元気だ。

ふたりともトレランをやっていて、体力には自信あり。


身づくろいして、乳川堰堤から歩き始める。
既存の堰堤にスリットを入れてとうとう川底近くまで切り下げたものだ。

きれいなゆるやかな沢を歩いてゆく。


フリクションにチャレンジ。最初は「むーりー」と言ってましたが、実演してみせると、すぐに登りました。
ふたりとも体の使い方が上手い。


ジャンプ!


横っ飛び!


渡渉も問題ない

もう教えるまでもないので、ほどほどで切り上げました。


帰り道、チチタケを採る。


杜氏さん、持ち帰ってなすと味噌炒めにしたけど、まずかった(家族に不評)とのことでした。
まあ長野ではあまり食べませんね。


昼前に終了し、いっしょにおすすめのラーメン屋へ。笑顔の素敵な杜氏さんと、豪快な登るラジオパーソナリティ。

あっさりした豚皮スープにしろっぽくて太い麺。

そして翌週は沢登りの入門コース、黒沢(火打)へ。
  

Posted by もりとみず at 17:11Comments(0)アウトドア

2015年08月25日

さくさく水流を登って高層湿原へ

先週沢歩きをご一緒した二人、今度は沢登り入門コースへ。
速すぎてついて行けない…


2015年8月24日 黒沢(火打)

当初26日の予定だったが、台風が近づき、前倒し。くもりときどき晴れ間。

杜氏さんはファイントラックの超撥水ズボンにウェーディングシューズ、登るパーソナリティのゆうじんさんは薄手のタイツに足袋タイプの沢靴で、怪しげなスタイルのところにハーネスの模様が謎を深める。
  

すっかり沢靴に慣れた二人、どんどん進む。


あっという間に源頭。沢の中は2時間!こんな速いのは初めてだ。
沢では一歩一歩足の置き場を考え、ときにはすぐに次の一歩を踏み出すのだが、トレランに慣れている二人は、まさにそういうことには習熟している。


物足りなそうですが、初めての沢登りなんで、こんなもんで勘弁して下さい。

トレランシューズに履き替えての帰り道、なんとなく菌やらきのこやらの話をしていると、

 
きのこがカビにやられている。
その後もぽつぽつきのこがあるが、たいていは食べないヤツ。


杜氏どの、ちょこちょこときのこを見つける。これはしっかりしたイグチ。ヤマイグチだ。食感はよいが、味は控えめ。



こいつは「アカジコウか!!!」と喜んでいただいたが、なんかちょっと自信がない。
保健所に持ち込んで見ていただくと、窓口に出てきた職員の方いわく、傘のビロード感と柄全体の赤みの強さがアカジコウと違うような気がするとのこと。さらに詳しい課長さんとかなりなやんでいた。保健所の方はキノコ鑑定の専門家ではないのだが、毎年勉強して相当目が利くようになっている。
結局、マイナーな図鑑に出ていた「ミヤマイロガワリ」というもののようだ。その図鑑では食べ方を紹介してあったが、保健所が認める食菌200種には入っていないとのことでした。

 

しかし、アカジコウの仲間ならうまいに違いないと、もちろん食べてみた私です(実は、アカジコウの個体差のブレの範囲ではなかろうかとまだ期待していました)。
ちなみに似た毒キノコのアシベニイグチは傘の赤みがないので区別できます。

翌日調理したが、すごい青変性。じっくりソテーして、味見。
先に口に入れたスタッフのツゲちゃん「ズッキーニみたい」???
さて、口に入れてみると、、、、ん、たしかにあまり味がしない…
やっぱこりゃアカジコウじゃない。がんばって採ってくるもんでもないな。
しかし、歯ごたえはよく、濃い目の味付けの料理に混ぜればいいかも。
  

Posted by もりとみず at 17:11Comments(0)アウトドア

2015年08月23日

スタッフTsuge 森と水での夏

こんにちは、住み込みスタッフのTsugeです。
秋に控えた入社を前に、まとまった自由な時間を森と水バックパッカーズで過ごしています。

森と水バックパッカーズに到着!
名古屋からドキドキしながら高速バスに揺られてやってきました。バス停から徒歩3分ほどで森水到着。
夜はスタッフCoddyとわたしの歓送迎イタリアンパーティー。


スタッフCoddy最後の夜
女子メンバーで「うるおい館」と「らぁめん みそ屋」へ。
うるおい館の露天風呂ではなんと蛍を見ることができ大感激。長野に来て早速自然を感じました。
さてさっぱり髪も乾かしお肌もつやつやになった4人。退館して3分ほどでポツリポツリ・・・大雨に打たれてしまいました(´・ω・`)

温泉が台無し!でしたがそれもなぜか面白く。ちゃちゃっと服だけ着替えて、おいしくラーメンいただきました。
私は石臼麺の辛みそをオーダー!

スタッフ研修 秋山食堂 往生寺 
街をぐるぐるサイクリングするのはとっても気持ちよかったです。
お昼に行った秋山食堂は味よし、雰囲気よし、値段よし。なんといってもそのボリューム感。お勧めです。


往生寺はとっても見晴らしのいい、静かな時間を独り占め出来そうな穴場スポット。
上から、「あれがわたしの高校だよー」「あれがMウェーブ」と当時住み込みスタッフMiwaちゃんがいろいろガイドしてくれました。
帰りに往生寺公園でゴロゴロできたのも気持ちがよかったです^^

初めての善光寺お朝事 
仲良くなったスイス人のゲストとスタッフMiwaちゃんと早起きしてお朝事へ。
3人仲良くお戒壇巡り。
朝は空いてるので、お勧めです。


奥志賀で沢登り
ひんやり気持ちいい水の中をピシャピシャ歩いて沢をのぼっていきます。
途中途中のアクティビティがとっても楽しかった。
ロープをつけて、滑り台!つめたかった!!!

善光寺盆踊り
境内で行われる盆踊り、ライトアップがとてもきれいでした。袈裟を着て踊るお坊さんの姿はめったに見られないのでは?!



想像よりも暑かった夏の長野。
のんびり楽しませていただきました!
冬の長野はどんなかなー?と思うこのごろ。
冬は名古屋から遊びに来ます(^^)/

<以上Tusgeちゃんでした。以下 オーナーより>

***スタッフ募集中***

住込みの方、募集中。

9月中旬(13日)から1人、9月下旬(24日)から1人。
通いの方はいつでも大歓迎です。

「英会話を実際に使って上達する」   スピードラーニングなんかメじゃない
「お金を使わずに長野で生活する」   ぜいたくせずに、料理できれば、出費0も可能
「食住の基盤とし、バイトでかせぐ」   長期大歓迎!個室です。
「野菜を自分で作り、自分で料理する」 畑もやるよー(希望者)

そんなことができます。

<近所の方、週1回(半日程度)からでもOKです。回数が少ないと無給ですが、得るものは多い!>
<住み込みは個室で。食材支給+月1万程度>
詳しくはwebsiteのスタッフ募集・紹介ページをご覧ください。

  

Posted by もりとみず at 13:15Comments(0)リビング

2015年08月01日

6月の観光地研修 3. アート編 (池田満寿夫&葛飾北斎)

6月のスタッフ研修、最後の紹介です。暑すぎてアウトドアを楽しむ気力もない、なんてときには涼しくインドアで楽しんでみませんか?


第3弾 アート編
 ~池田満寿夫美術館(松代) & 北斎館(小布施)~


……と銘打ったものの、美術館という制約上あまり写真を撮るわけにもいかず。盗撮や無断転載に踏みきる度胸もなかったので、今回は写真少なめテキスト多めの紹介になります。
見えないものを想像して見るのが芸術、ということでご容赦を。




旧満州に生まれ、長野市で育ったアーティスト・池田満寿夫(1934 - 1997)の美術館は、前回のエントリで紹介した松代の中心部、松代城址公園と真田宝物館のあいだにあります。

ちなみに満寿夫はマスオと読みます。日曜夜の国民的アニメにて不動のポジションを確立しているフグ田さんを彷彿とさせるやわらかい響きですが、生真面目で不器用なところもある商社勤務のマスオさんと異なり、満寿夫さんは自我の思うままに多才な創作ぶりを発揮したアーティスト。
その肩書きは、国際的版画家、画家、彫刻家、陶芸家、芥川賞作家、エッセイスト、映画監督、などなど。いまで言うマルチタレントですね。先日、お笑い芸人の又吉が『火花』で受賞した芥川賞を、じつは満寿夫さんも『エーゲ海に捧ぐ』で受賞していたとは。アマチュア読書家のKeizoもこれには気づかなかった。

さて、いざ展示室に足を運んでみると絵画を中心に版画や彫刻など、さまざまな顔ぶれ。

どの絵もぱっと見の第一印象では原色を混じえたカラフルな色使いが目に飛びこんできて、ウォーホル?と錯覚。でもつぶさに眺めてみると、人の顔や企業の商品などを明瞭な輪郭をともないつつポップに着色しなおしてみせたアンディ・ウォーホルの作品群よりも、もう少し抽象的。白地の画面に赤・青・黄・黒の幾何学模様が跳ねたり漂ったりしている絵などは、ロシア出身の抽象絵画の祖・カンディンスキーの絵の、線や曲線や円たちが音楽にのってダンスしているかのような空気感をより小ぶりに、より華奢にしたような印象。けっして似ているわけではないんだけど。

そうかと思えば彫刻にいたっては、なんというか、筒状のねんどや箱型のねんどがPlayStationのゲーム・塊魂のようにぼこぼことくっつきあって、形容しがたい形のにょきにょきやぐにょぐにょになりました、といった感じ。

絵画、版画、彫刻と表現が多岐にわたっているうえ、絵ひとつとっても時期や作品によっていろいろな作風が試みられていて、展示室を出るころには、いわゆる代表作というものを定めがたい作家だなという印象を抱きました。
もちろん器用貧乏というにはあふれ出てくる制作意欲と発想があまりにも非凡だったからこその、表現者としてのキャリアをつらぬく旺盛なとりとめのなさ、といえるかもしれません。また先行の、そして同時代のアーティストの刺激を受けたと思わせる作品も多くあったので、これは誰の影響を受けたのかな?と推測しつつ眺めてみるのも一興です



入口の受付の奥はミュージアムショップ。Tシャツやバッグ、ポストカードなど満寿夫グッズが購入できます。

そのほか地元の作家さんが手がけた作品も売られていました。写真を撮りそびれましたが、なかにはエジプト美術を思わせるとても素敵なティーカップとソーサーも。Miwaちゃんが釘づけになっていたのでオーナーとKeizoもどれどれ、と近寄ってみると、これはいい!と一同絶賛。ただし値段もなかなか素敵で、今回は泣く泣く購入を見合わせましたが。



お次は松代をあとにして車で小布施へ、でもその前に腹ごしらえ、ということで途中の須坂でランチをとることに。長野市内外のカフェや飲み屋の情報に事欠かないMiwaちゃんが気になるお店をピックアップ、どれにするかいろいろうろうろ迷ったあげく、須坂駅からそう離れていない、旬菜古民家 ゆるり というお店に流れつきました。

木造りの落ちついた店内にて一同、メニューをめくると……ちょっと高い?どのお品も1,000円前後から、なかには2,000円を超えるものまで。声に出して言わずとも、みな同じことを考えているらしいことが沈黙から伝わってきます。さいわい日替わり定食(だったかな)が1,000円を切っていてお手ごろ価格だったので、3人ともそれを注文。やはりみな同じことを考えていたらしい。ところが日替わりは本日終了とのことなので、おずおず1,500円の海鮮丼を頼む一同。

結果的にこれが正解で、エビやトロなど海の幸が盛りつけられたご飯にもろもろのおかずがついて、ふだんは自炊生活を送るスタッフたちもちょっと贅沢な気分に。それにしてもまわりに海がない長野県でこんなにしっかりした海の幸が食べられるなんて、保存技術の発達はすごい、流通えらい、とテクノロジーに感謝しつつイカを噛みほぐすKeizo。長野で食べる海鮮丼、なかなか悪くないですよ。




芸術鑑賞に必要な(?)栄養補給をぶじすませたあとは、いよいよ小布施の北斎館へ。

江戸時代の代表的な絵画といえば、浮世絵。そして代表的な浮世絵師といえば、葛飾北斎(1760 - 1849)。江戸に生まれ、江戸に没した画家の美術館がなぜ小布施にあるかというと、晩年の数年間をこの地に逗留した縁によります。
北斎と小布施とをつなぐ結び目となったのが地元の豪商、高井鴻山(たかい こうざん、1806 - 1883)。経営人としてよりも文化人としての才に恵まれた鴻山は、当時37歳の彼のもとを訪れた83歳の北斎の卓越した画才を見抜き、自宅に碧漪軒(へきいけん)というアトリエを建てて厚くもてなし、北斎に入門したそうです。並外れた才能をもつアーティストとその才能に理解を寄せるパトロンとのこの幸福な出会いは、レオナルド・ダ・ヴィンチらルネサンス期の芸術家たちとフィレンツェのメディチ家との関係がそうであったように、美術史という広大な砂浜のうえに消えることのない足跡を残してくれたようです。
なお、この高井鴻山の記念館も北斎館の近くにあります。小布施生まれの日本画家・中島千波(なかじま ちなみ、1945 - )の作品を収蔵しているおぶせミュージアム・中島千波館とあわせ、三館共通券が1,000円。北斎館以外も見てまわる時間がある方はぜひ。

さて北斎館、最近できたばかりの新館に入ってみるとなにやら建物のようすが和モダンでお洒落になっている。

受付を過ぎるとゆったりとした廊下がお出迎え。壁面には、北斎の生涯や歴史的なインパクトについての紹介文と浮世絵の拡大図がタペストリーとなって掛かっているのですが、これがまたえらくスタイリッシュな仕上がり。まるでTBSの情熱大陸やNHKのプロフェッショナルといった番組で現代のアーティストが取り上げられているかのようなキュレーション(情報の選択・編集・提示のしかた)は、万人受けする分かりやすさとかっこよさがあって新鮮でした。「浮世絵なんて古臭そう」と食わず嫌いのままでいる若い人びとにも、古びることのない北斎の魅力をきちんと発信し、送り届けることに成功しているように思います。

廊下の奥にある映像ホールでは「小布施と北斎」および「ジャポニズムと北斎」という、これまたセンスのいいドキュメンタリーが大きなスクリーンに流れています。どちらも北斎の魅力をひもとき作品の理解を深めるうえでの手頃な助けとなってくれるので、ちょっと足をとめてでもご覧になることをおすすめ。

展示室にすすむと北斎が小布施で描いた肉筆画や画稿を中心に、浮世絵の世界の一端を垣間見ることができます。

今回訪れた企画展「新館落成記念・北斎とその弟子たち―北斎絵画創作の秘密―」(現在終了)でいちばんの目玉は、学校の教科書にも載っているあの「冨嶽三十六景」の全46点の展示。あれ、冨嶽三十六景が46枚?そうなんです。当初は名前のとおり36枚だった作品が人気を集めたため追加で10枚が発表され、46枚になったとのこと。今でいう人気漫画の連載延長みたいなものか。
富士山を画面いっぱいに、あるいは遠景に配しながら、四季おりおりの自然のながめや人びとの暮らしぶりを活写した冨嶽三十六景シリーズ。富士山という題材はおなじなのに、絵によって一枚一枚こうも表情が違うとは。ひとつのものをたくさんの角度から眺め、描きわけることができたのは、まず画家の肉体上の眼が、ついで心の眼が、それだけすぐれていたからこそでしょう。この波のはじける感じいいね、この富士の赤は渋いな、この大工さんはなにをしているんだろう、と絵から絵へ視線がうつるごとにスタッフたちの会話もはじけていきます。

現状に満足することなく、生涯に引っ越し93回、改名すること30回、描いた絵は3万点。そんな北斎の履歴のなかでも驚かされるのは、「冨嶽三十六景」やその後の「富嶽百景」、「諸国滝廻り」といった代表作が、70歳を超えてから描かれたこと。

 「七十年前画く所は実に取るに足るものなし
 (70歳までに描いたものは本当に取るに足らぬものばかりである)

と述懐している「富嶽百景」のあとがきからは、一生を図画にささげた画家の並々ならぬ思いが伝わってきました。

老いてなお、というより老いてこその、観察の妙と創作の勢い。その飽くなき追求の姿勢は、描くことがそのまま生きることでもあった、まさに真正の画工(genuine artist)ならではのものでしょう。

   **

2つの美術館をめぐっただけの研修でしたが、みな気の赴くままにのんびりと鑑賞していました。のんびりしすぎて夜の当番だったMiwaちゃんが開店時刻に遅れかけるという事件もありましたが。

なお今回は行きませんでしたが、善光寺の隣にある信濃美術館・東山魁夷館では昭和を代表する日本画家・東山魁夷(ひがしやま かいい、1908 - 1999)の作品にふれることができます。
中学生のころ、学校の課外活動で信濃美術館に行ったKeizoは東山魁夷のよさが分からず、なんか地味な絵、との印象しか残りませんでした。でもいつのまにか大人になって、働いたり都会の忙しなさに疲れたりを経たあとになってようやく、その地味な絵のよさがわかってきた気がします。

善光寺に参拝したあと、東山魁夷が描きつづけた静かな世界にしばし足をとどめ、画家が実際の景色の奥に見ていたはずのものに思いをはせてみる。そんなゆったりした大人の休日も、たまにはいいかもしれません。



***スタッフ募集中***

住込みの方、募集中。

9月中旬から1人、9月下旬から1人。
通いの方はいつでも大歓迎です。

「英会話を実際に使って上達する」   スピードラーニングなんかメじゃない
「お金を使わずに長野で生活する」   ぜいたくせずに、料理できれば、出費0も可能
「食住の基盤とし、バイトでかせぐ」   長期大歓迎!個室です。
「野菜を自分で作り、自分で料理する」 畑もやるよー(希望者)

そんなことができます。

<近所の方、週1回(半日程度)からでもOKです。回数が少ないと無給ですが、得るものは多い!>
<住み込みは個室で。食材支給+月1万程度>
詳しくはwebsiteのスタッフ募集・紹介ページをご覧ください。

  

Posted by もりとみず at 23:40Comments(0)スタッフ観光・営業案内

2015年08月01日

山奥の広川原でキャンプ 真夏編

真夏の深山にキャンプして釣る。
イワナくん、意外と反応が渋かったが、最終的には満足。
川原にはナデシコがところどころ美しいアクセントに。

-------------------------------------------------
7/30-31
谷を埋めた雪渓が消えたころに山奥に行くと、手軽にイワナの楽園が待っているはず。
ということで6月のKOさん(以下Kさん)と再訪。私としては尺を釣ってもらいたい。今回はテンカラの名手の竹内さんを連れて行った。

前夜、登山口に行くと、車3台、テント3つ、炊事場で大宴会の跡。
やっぱし釣りらしい。
木曜入山で一番乗りと思っていたのでかなりがっくし。
そちらのグループはこの日も入って釣っている。ここをBCとして日帰りで遊んでいる。
交渉し、われわれは山中でキャンプするので、その近くと、先の二股からは右側を釣らせてもらうことになった。

翌朝、あちらさん2人のうち一人はグロッキー。こちら3人と一緒に川原を歩く。
晴れ予報だが、雨。

 
30分ほど歩いてテン場。
広い川原の横の隠れ家みたいなところ。
身軽になって釣り始める。
先方の一人(テンカラ)はさっさと先に行ってしまった。相方は以後会わず。下の方で遊んでいたようだ。


こちらはKさん(テンカラ)が先行するが、反応が悪くゆっくり。竹内さん(テンカラ)も後ろからのんびり釣る。
おかずは2人に任せて、私はルアーの練習。どうやれば釣れるかわかっていないが、7寸が引っかかってしまった。
今回の最小イワナ(リリース)。


Kさんに追い付くと崩れた雪渓のそばで竿を出している。
雪渓の破片のすきまを通って進む。


雪渓の残るそばには良品のウド! ウドブキもある。


広い川原で竿を振る。反応は悪い。
晴れて暑くなってきた。
いったん川幅が狭くなり、流れが強くなったところで竹内さんはギブアップ。
おかずが心配になってきた私はエサ竿に替え、Kさんとさらに進む。


いい釜があり、Kさんがテンカラを振っても反応なし。エサ竿に持ち替える間に私が糸をたれると、待望の尺。

竿を持ち替えたKさんがさらにここでヒット。

おー、念願の尺です!


その後もなかなかの反応があり、満足して引き返しました。

テン場に戻り、一休みして、みんなでまきを集める。竹内さんが焚き火係。
Kさんがイワナの腹を抜くのと内臓を食べられるように処理してくれました。ごくろうさま。ずいぶん手馴れてきました。
焚き火を囲んで宴会開始。
竹内さんは石を皿代わりに。


   
もつ皮炒め、ウドブキ、ウドベーコン、じゃがいもホイル焼き、
シメにイワナソテー丼甘辛たれ。イワナ汁は焦がしてしまった!
暑い日はすっぱいセビチェがうれしい。

 
右端の茂みの中にタープを張ったのだが、蚊が多い。蚊取り線香を炊いてもブンブン飛んでいる。
焚き火もすぐそばに作ったら、蚊が気づいてやってきた。
こんな広い川原なんだから、焚き火はヤブから10mぐらい離せばよかった。

テンカラ2年目のKさんに、竹内さんが指導。まずは夕方。


 
翌朝も、朝めし前に、まず仕掛けを説明。

実地指導。


指導中に釣れたのを炊きこんでおいたのだが、釣り人帰らず。
見える範囲で、と言っていたが、まあ釣り人はこんなもんだ。
仕方なくでかけて呼び戻し、朝飯を食べて撤収。

Kさん、竹内さんの指導に目からウロコだったようです。
私が驚いたのは、小さなポイントも丁寧に流していくマメな行動。



朝8時だというのに、暑い。
帰り際にメジロアブを数匹見た。ここもいるんだなあ。
  

Posted by もりとみず at 14:56Comments(0)アウトドア

2015年07月24日

6月の観光地研修 2. 松代

いやはや暑くなりました。

暑くなる前、6月のスタッフ研修の紹介のつづきです。

まず初夏から秋にお客さんにイチオシの戸隠。
特別の目玉がないけどなかなかいい松代。
アートもいいのがあるよ、と池田満寿夫&北斎。



第2弾 松代


歴史に興味がない人には勧めづらいけど、ぶらぶらしても面白い松代。
春先から秋口にかけて、時間と体力があれば森と水からレンタサイクルで行くと気持ちいい。

中心スポットは、

川中島の戦い関連 (古戦場史跡公園、海津城跡、長国寺など)
真田氏&江戸末期の建物 (真田宝物館、真田邸、文武学校、象山神社)

など。それ以外にも、

池田満寿夫美術館 (第3弾のアートで紹介予定)
象山地下壕
松代温泉 (とマニア向け加賀井温泉)
パワースポット皆神山
東条のあんず

なんてのもあります。



まずは八幡原史跡公園。
第4次川中島の戦いがあった場所で、有名な上杉謙信と武田信玄の直接対決の像がある。
近くには首塚があり、「敵に塩を送る」というフレーズの由来となった逸話を知ることができます。

川中島の戦いについては公園内にある長野市博物館の解説がわかりやすい。
博物館にはミニプラネタリウムもあり、子供も楽しめる短いショーなどをやっています。



博物館の前には水辺公園があり、いいふんいき。
さらに進むと、


 


古墳跡を模したような丘が2つある芝生公園になっていて、端っこには子供用の遊具も。
シロツメグサを見つけて編み始めるMiwaちゃん。
まだまだ先があるんだよーん。

と、なんだかくつろいでしまう公園でした。
長野駅から長野ICに向かうとIC手前左側にあり、果物などの土産屋もあります。
車で帰る前に時間がある人は立ち寄るといいです。



お次は松代の町の中心部へ。観光案内所の近くに車を停めて色々回れます。
写真は松代城跡。歴史ファンには「海津城」と言ったほうがいいかな。建物はないけどのんびりした公園です。




真田宝物館。
真田氏に関する歴史的な展示があり、日本史好き必見。
「軽く言う者悔いること多し 軽く動く者失うこと多し ……」との教えに頭が下がるKeizo。
入り口近くの体験コーナーでは鎧の試着もできます(非売品)。






真田邸。
大名のお屋敷だけあって、とにかく部屋の数が多い!昔のセレブの暮らしぶりに脱帽。
部屋も庭も広く、ついでにお日柄もよく、ついくつろいでしまいます。


 



文武学校。
座学の授業を行う講義スペースと、弓、柔術、剣道などの道場スペースがまとまっています。この日は弓の練習をしてました。
これまた広くて、気持よく寝転がるCoddyとMiwaちゃん。
槍術の道場は、天井の梁が荒々しいむき出しの感じで迫力がありました。

この宝物館・真田邸・文武学校3館共通券で400円、かなりお得です。



文武学校を出てそのまま南下して歩くと「れきみち」。
道沿いには象山神社や山寺常山邸など。
道の脇を流れる水路にはメダカ(?)やコイ、10cmぐらいのやたら速く泳ぐ魚などがいて、町のなかにもまだ自然が残っているんだな、と素朴な味わいに癒やされました。


 



さらに歩くと象山地下壕。
太平洋戦争末期、空襲で壊滅的な被害を受けていた東京の代わりに、天皇や行政・軍の中枢部を移そうとして建造された地下壕。
ヘルメット着用のもと中に入っていくと、外の暑さと打って変わって奥に進むほどひんやり、というより寒い。
この地下壕を造るために5千人を超す朝鮮人も強制的に動員され、過酷な作業のせいで多くの死者が出たとか。
人間が快適な暮らしを送るには程遠い、こんなところに首都機能を移転しようとすること自体が敗戦を前もって証していたように思います。




帰りに、今年オープンしたばかりのゲストハウス・布袋屋さんに立ち寄りました。
内装や調度品は古民家にあった既存のものを活かしつつも、ところどころに手が加えてあってとても素敵なゲストハウス。
番犬(?)のチャコちゃんも愛嬌たっぷり。
オーナーは松代の歴史に造詣が深く、いろんなお話を聞かせてもらいながらまたもやくつろいでしまうスタッフたち。
長野駅からは少し遠くなってしまうぶん、長野ICからは近いので車でお越しの方はぜひ一度泊まってみてください。



以上、いろんな史跡や小道があってくつろぎスペースも多く、のんびり歩きまわると楽しい松代でした。


***スタッフ募集中***

住込みの方、募集中。

夏休み短期募集中:
8/25まで1人。8/7-16が含まれていること。10:30-16:00掃除中心。週1日はフリー。
英語や多くのお客さんに触れたければ朝や夜もいてください。

9月中旬から1人、9月下旬から1人。
通いの方はいつでも大歓迎です。

「英会話を実際に使って上達する」   スピードラーニングなんかメじゃない
「お金を使わずに長野で生活する」   ぜいたくせずに、料理できれば、出費0も可能
「食住の基盤とし、バイトでかせぐ」   長期大歓迎!個室です。
「野菜を自分で作り、自分で料理する」 畑もやるよー(希望者)

そんなことができます。

<近所の方、週1回(半日程度)からでもOKです。回数が少ないと無給ですが、得るものは多い!>
<住み込みは個室で。食材支給+月1万程度>
詳しくはwebsite  のスタッフ募集・紹介ページをご覧ください。

過去のヘルパーのようすはこちら:
ヘルパー列伝(ブログ)

1:リサ
  

Posted by もりとみず at 09:55Comments(0)スタッフ観光・営業案内

2015年07月17日

6月の観光地研修 1. 戸隠

いや~、昼間はすっかり真夏!

そんな今日このごろとくらべ、6月は涼しかったな。
6月は1年の中でいちばんヒマな時期。宿を休業にして工事を入れるかたわら、スタッフで研修にでかけました。

  1. まず初夏から秋にかけて自然と神社巡りのイチオシ、戸隠エリア。
  2. 特別の目玉がないけど日本史好き・古い町並み好きにはなかなかいい、松代エリア。
  3. アートもいいのがあるよ、と池田満寿夫美術館(松代)&北斎館(小布施町)。

以下、紹介します。まずは第1弾。



  戸 隠

戸隠にある5つの神社をめぐる、通称「五社巡り」。
その後はキャンプの予定だったが午後から雨予報だったため中止、かわりにからくり忍者屋敷を楽しんだ。



いちばん標高の低い場所にある宝光社(ほうこうしゃ)からスタート。ここの石段が200段以上はあって迫力ある。


 

宝光社から中社(ちゅうしゃ)にかけての林道を少しだけ外れると、火之御子社(ひのみこしゃ)。
建物のひなびた雰囲気が渋くていい。



火之御子社から道をたどり直し、集落を通って中社に。
中社エリアが戸隠の中心地で、付近には名物の蕎麦屋やおみやげ屋も。
ここから奥社(おくしゃ)の入口に向かう道も、どことなくひんやりと澄んだ木立が気持ちよくて、おすすめの散歩道。だけどこの日は急ぐべく、車で移動。


 

奥社入口の駐車場に車を停めたのち、奥社までまっすぐのびる参道をのんびり進む。
歩いているとハルゼミが鳴いて、夏のような気分。
入口から奥社までの真ん中にある隋神門(ずいじんもん)からは、有名な杉並木が見える。


 

随神門を越えたあたりで、物足りないのか、うれしいのか、走りだすMiwaちゃん。
ふだんの愛くるしい接客ぶりからは想像できない野生的なふるまいに、一同唖然。


 

最後の石段をのぼると、九頭龍社(くずりゅうしゃ)と奥社が立て続けに見えてきた。
奥社の向こうには戸隠山の岩壁がチラリと見えて独特の雰囲気。
奥社はコンクリでしっかりと建て替えられているが、九頭龍社は古くて雰囲気がある。
この2社が天岩戸伝説と関わりがあり、解説を読むと面白い。





奥社をあとにして隋神門まで戻り、そこから脇にのびている森の中のトレイルをたどると鏡池(かがみいけ)。
名前の通り、湖面をのぞくと背景の戸隠山が映りこむ。
あいにくの天気で撮影日和ではなかったけど、大事なのは晴れているかどうかより、湖面にさざ波が立っていないかどうか。
無風の瞬間を狙うと戸隠の雄々しい山並みが逆さにくっきりと映ってくれる


 

ちなみに鏡池から中社に行くトレイルはややアップダウンがある。途中にある小鳥ケ池(ことりがいけ)も、いい撮影ポイント。
鏡池のほとりでランチして、本日の五社巡り終了。車に乗り込むと同時に雨がふりだした。


[ からくり屋敷の写真撮るの忘れた! ]

からくり屋敷についたころはしっかり降っていた。
せっかくすいていたので、一人ずつ10分置きに突入。
Keizoは最初の部屋から進めず、いったん出戻り。
Coddyも5分以上最初の部屋にいたなあ。
その後も、相当難しいよ。
Miwaちゃん、非常口を開けて出ちゃうし。
ゲーマーのYoshyは2回めのオレと同じく13分でゴール。やるな。
子どもだけでなく、大人も楽しめます。


 

手裏剣投げとか、フィールドアスレチック、忍者資料館も面白い。


帰りの車内では、歩き疲れてか遊び疲れてか、みんな子どものように眠っていた。
たとえ普段はあまり体を動かす生活をしていなくても、いざ自然の中に身を置くと、文字通り自然に、体が動く。
歩く、見る、嗅ぐ、息を胸いっぱい吸いこむ、といった生き物としてのあたりまえを思い出させてくれるのは、やっぱり長野の、自然の、いいところかな。

戸隠については過去のブログも参考にどうぞ。

その他ルートの組み合わせも末尾に載せました。

紅葉の頃のようすです。

***スタッフ募集中***
通いの方はいつでも大歓迎です。
住込みの方、募集中。今、1人。10月上旬から1人。

「英会話を実際に使って上達する」   スピードラーニングなんかメじゃない
「お金を使わずに長野で生活する」   ぜいたくせずに、料理できれば、出費0も可能
「食住の基盤とし、バイトでかせぐ」   長期大歓迎!個室です。
「野菜を自分で作り、自分で料理する」 畑もやるよー(希望者)
そんなことができます。

<近所の方、週1回(半日程度)からでもOKです。回数が少ないと無給ですが、得るものは多い!>
<住み込みは個室で。食材支給+月1万程度>
詳しくはwebsite  のスタッフ募集・紹介ページをご覧ください。

過去のヘルパーのようすはこちら:
ヘルパー列伝(ブログ)

1:リサ
  

Posted by もりとみず at 03:42Comments(0)スタッフ観光・営業案内

2015年07月03日

ひろ~い川原で山菜イワナキャンプ2連発

募集ツアーを設定しないでいたら、常連さん2人から別々の日程で希望があり、同じ所に中2日の連チャンで行った。
梅雨の合間で、2回とも直前まで雨というなか、沢の中では全く降られないという超ラッキー。
水勢が強く、ポイントは少ないが、大きなポイントにはほぼいた。
今年は雪解けが早く、コゴミは伸びていたが、ウドやヨブスマソウは豊富で、アイコやシドケ、オオナルコユリなども楽しんだ。



第1弾 6/25-26 雨と雨の間の素晴らしい1日

森と水バックパッカーズで寝て4時起きで出発。なんと長野は雨。
しかし海に近づくと雨は上がっていった。
キャンプ場の管理人さんの車らしきものしかなく、安心して歩き出す。


とちゅう、ヌメリツバタケモドキがたくさんあり、汁の具に持って行く。


 

KYさん(空気は読める人ですよ)は私に付き合って?エサも現地調達。バッタを捕まえたり、川虫を探したり。

 

タープを設営し、荷物を軽くして食料調達へ。
雪解け水が冷たく水勢が強く、少ないポイントでイワナをゲット。

 

イワナの数が揃ったら、雪渓も近いし、竿をしまって山菜を取りながら戻る。
ヨブスマソウ良品いくらでも。


ウドもたくさん。今日のおかずの天ぷら用に上の方だけ採り、おみやげ用もゲット。

 

オオナルコユリ少々。アマドコロと似ているが、強い甘みはない。


i-nac(国際環境アウトドアスクール?)の若者が「実習」でキャンプに来ていた。釣りの仕掛けだけ流して「釣れない」とか、こちらの魚を「イワナですか?」と聞くなど、まるでわかってない人が多かったが。まあここはいい練習場所だね。


まきを集めて火をおこし、イワナをさばく。KYさんが刺し身を作ってくれている。


火が安定したらお湯を沸かし、ヨブスマソウとオオナルコユリをゆでる。これが終わったらイワナのぶつ切りを入れて煮込む。

晩飯の作業にめどが付いたら、KYさんは近くのポイントに釣りに行き、尺近いのを上げた。


 

刺し身、山菜おひたしを並べ、モツ皮炒めで乾杯が定番。

 

この日はてんぷらにした。ウド、フキノトウ、やまぶどう、イワナ。
油ハネを気にせずにアツアツを食べられるてんぷらはアウトドア料理によい。


たっぷり飲み食いして、シメには残しておいた天ぷらにアマカラだれをかけて天丼。
4時間ほど煮るとイワナ汁のイワナは骨も食える。

夜は風もなく、暑いぐらいだった。夏用シュラフで、シャツのままでOK。

 

朝起きると焚き火がくすぶっていたので、集めて、小枝を置くとすぐ火がついた。
イワナめしときのうのイワナ汁で朝ごはん。


食器や鍋を草で洗い、タープを片付ける。タープ結露なし。やはり暖かかったんだ。


帰りは山菜を求めてヤブこぎ。苦労した割に狙いのコゴミは少しだけ。


危険地帯もあるが、注意して通過。

車に戻って出発する頃から雨が降り始め、お風呂に行くころには土砂降り。ラッキー。

--------------------------------------------------------------

第2弾 6/29-30 雨上がりの好天、午前中で釣り終わり、昼間からまったり


今回はKOさん。去年は先行者が多くギブアップしたので、リベンジだ。前夜移動して登山口で仮眠。
雨が降っていたが、予報通り朝には上がった。

入渓する頃には快晴。
ここでわたくし、釣りの仕掛けを車に置いてきたことに気づく!!!
まあ前回釣ったから、KOさんにたっぷり釣ってもらおう。
前回よりも手前でタープを張り、さっさと食料調達に出発。

KOさんに釣り上がってもらいつつ、私は横っちょの斜面をのぞき、ウド、ヨブスマソウ、シドケ(モミジガサ)などを見つけておいた。帰りに採ればいい。さわると痛いアイコはちょうどいいのを採っておいた。


調子よく釣るKOさん、9寸ちょっと。


釣るたびにKOさんの持参した網に入れて川に入れておく。


同じ所で次々入れ食い。釣り堀だ。数は十分だと言ったら、KOさん、もう満足とのこと。私と同様、食べる分釣れると、モチがなくなる。
イワナを回収しつつ山菜を採って戻る。


お昼だが、まきを集めて燃やし始め、時間があるので珍しくイワナの串焼き(塩焼き2本、骨酒とイワナめし用に素焼き2本)を作る。



あまりにヒマなので塩焼きでビールを飲む。

KOさん、すぐそばのポイントで、テンカラを楽しみ、ニンフで出たとのこと。まだドライには水が冷たい。

  

イワナをさばいて、炒めもの用にモツ(胃、卵巣、レバ)と皮を取り分ける。


9寸強のを刺し身にしたら、中骨というのか、身の中の骨がある。8寸ぐらいだとない。尺だと必ずある。
取るのが面倒なので、そのまま食べる。


胃袋はじっくり、レバと卵巣はすぐ火が通るのでまず食べる。塩でうまい。


例によって刺し身と山菜おひたし。今日はヨブスマソウ、アイコ、シドケ。シドケは苦いので、長めにゆでた。


ウドは斜めにスライスして少量のベーコンの油でよく炒め、トマトとチーズで仕上げる。
今回は調味料とコメ以外にも少々食材を持参したのだ。


途中、岩屋を探しているという水野英夫さんに出会う。根知谷で陶芸をしているが、ガイドも始めたのだそうだ。

高崎から毎年来ているらしい2人組が遅く来て、夕方戻ってきた。あまり釣れなかったようだ。


つまみでお腹いっぱいになりつつ、ご飯とイワナ汁でシメる。


 

寝る前と夜中に太い木を積んでおいたら朝くすぶっていて、すぐ着火できた。KOさんも早く起きて手入れしてくれた。


焼き枯らしを入れたイワナめしは一段と香ばしい。イワナ汁には、骨酒の残りを入れたら、これまた香ばしい。


おみやげに山菜を採りに行ったら、ヒラタケがたくさんあった。

終わって、KOさんに「リベンジ出来ましたね?」と聞くと、「十分。いや、倍返しですよ!」と満足していただけたようです。

*****************************************
雪渓が消える頃に奥まで行きます。
のんびりキャンプを楽しみ、大きいお魚さんと遊ぶ。
7/30-31(木金) 前夜または早朝発
 参加者1人で2万円、2人いたら1万5千円、3人いたら1万2千円
お申込みお問い合わせは三井までメールでお願いします。akitaka@m.email.ne.jp

  

Posted by もりとみず at 09:44Comments(0)アウトドア

2015年07月01日

5月の市内・館内の研修

7月になりましたが、思い出すと5月は新人スタッフが多く、ちょこちょこと研修しました。
そのうちからいくつかご紹介。


週イチのミーティングの後、風の公園に用を足しに行くついで、市内を見ながら歩く。
中央のミワちゃんは長野人だが、それにしても店に詳しい。
来て間もないコディー(右)や出不精のヨッシー(左)に説明するが、チーフの読書家ケイゾー(左から2人目)や私(aki)も知らないことだらけ(すんません)。


風の公園に「古き良き未来地図」改訂版を買い取りに行く。トモヤさんにいろいろお話を聞かせてもらった。
松代の新しいゲストハウス「布袋屋」の女将さんのだんなに若いころボクシングを教えてもらっていたとのこと。
その縁も不思議だが、いやはや長野、狭い。


また別の日、駅周辺を歩く。長電駅や、たくさんあるバス停、ゲストさんに紹介しやすいお店など見て回る。
カメラを避けるヨッシーをコディーがつかまえているところ。


チェックインのロールプレイイング。イギリス人ヘルパーのFreddieに英語を直してもらう。


裏口の開け方は実際にゲストさんにやってもらっています。


半年に1回ぐらい消防訓練を実施。
火災報知機を本当にジリリリリと鳴らす。


そのけたたましい音がなる中、火元を確認、すぐに消火できなさそうなら119通報。
まずは固定電話で。親機だと動けないので、子機の方がよいが、早い方を取るだろうな。
火元の部屋の面している方角を聞かれた。


別のシチュエーションで、携帯(スマホ)からも119通報。
楽天でんわアプリからは119通報できない!ことがわかり、元の電話アプリから119通報。
やってみないとわからないことがある。

5月は忙しかったので、遠出せずにこんなスタッフ研修をやってました。

6月は休みを取ったりして観光地へも行きました。近々報告します。

***スタッフ募集中***
住込みの方、募集中。通いの方はいつでも大歓迎です。

「英会話を実際に使って上達する」   スピードラーニングなんかメじゃない
「お金を使わずに長野で生活する」   ぜいたくせずに、料理できれば、出費0も可能
「食住の基盤とし、バイトでかせぐ」   長期大歓迎!個室です。
「野菜を自分で作り、自分で料理する」 畑もやるよー(希望者)
そんなことができます。

<近所の方、週1回(半日程度)からでもOKです。回数が少ないと無給ですが、得るものは多い!>
<住み込みは個室で。食材支給+月1万程度>
詳しくはwebsite  のスタッフ募集・紹介ページをご覧ください。

過去のヘルパーのようすはこちら:
ヘルパー列伝(ブログ)

1:リサ
  

Posted by もりとみず at 13:37Comments(0)オーナー日記

2015年06月25日

coddy'helper life @森と水


2015.5.12~6.22 

約1ヶ月半の森と水バックパッカーズでのヘルパー生活。
愉快なスタッフと寛大なオーナーのもと、本当に楽しくて充実した長野Lifeを送ることができました!

ここのゲストハウスに来られるお客さんは、海外の方と日本の方が半々ぐらい。
世界各国、日本各地から来られるお客さんと話していると、ほんとにいろんな生き方があって面白いなぁ‼‼‼といっぱい刺激をもらいました。
連泊してくれたお客さまとは、仲良くなって一緒に観光に行ったり。また自分の国に来ることがあったら連絡して!案内してあげる!と言ってくれる外国人のゲストがいたり。ここで出逢った人達が私の宝物だなと思います。

ヘルパーのお仕事はわりと自由な時間も多いのが魅力的なところ。
お休みの日や、仕事終わりの午後、仕事前の朝、長野を思う存分満喫することができます!

この1ヶ月半でのCoddyの長野お勧めスポットを紹介します。

まず、一押しは、若里公園。森と水から徒歩10分ほどで行けます。


いやーここは本当に気持ちのいい公園です。
毎日のように、私はここでたそがれていました。大きな岩の上でのんびりするのがお勧めです!




大好きなパン屋さん。パンポルカ。めちゃくちゃ美味しいです!森と水から徒歩20分ぐらい。
朝7:15~やっています。11時ぐらいが一番品ぞろえがいいそうです。
朝ごはんにパンポルカでパンを買って、若里公園で食べるのも最高!



長野市といえば、やっぱり善光寺。森と水から徒歩30分ぐらいで行けます。
私がいたときは、御開帳でとても賑わっていました。
初めて御朱印もGETしました‼‼かっこいい‼



そして、善光寺まで行ったのなら、ぜひ足を延ばしてもらいたいのが城山動物園。
猿、アシカ、リス、フラミンゴなど、かわいい動物たちに出会えます。
そして、城山動物園の一押しはたもさんです。写真の彼女で、動物園の飼育員でありながら、森と水でも働いています。
動物のことを聞けば何でも教えてくれるので、動物園や森と水で彼女を見かけたら、ぜひ話しかけてみてください。かなり面白いです。




まだまだたっくさんのおすすめポイントがありすぎて書ききれません。(笑)

長野ってやっぱりいいところだよね~~そんなことをより一層感じられる、森と水ヘルパーライフ!最高~~♪
今日で一度離れるわたしですが、長野は大好きなので、冬にスキーやスノボをしにまた帰ってきます!
こんな素敵空間に興味のある方は、またぜひふらりとお泊まりにいらしてくださいね♪

coddy  

Posted by もりとみず at 10:09Comments(0)

2015年04月04日

森と水スタッフの日常

住み込みスタッフ募集中!

……とはいったものの、実際に住み込みを始めるとどんな暮らしになるのか、心配な方もいるかもしれません。
そこでスタッフがふだんどんな生活を送っているのか、最近のある週を例にとって紹介します。


週8シフト(うち1回は大抵ミーティング)ですが、まとめて休みたいときはその前後でシフトを消化しています。2~3日なら続けて休むことは簡単です。このときは日本人の住み込みスタッフが2人、通いスタッフ2人、オーナー、昼の掃除をする住み込み外国人ヘルパーが入れ替わる週でした。

では、スタッフZの朝・夜シフトの金曜日の生活を、本人に聞いてみましょう。


 スタッフZのありふれた金曜日


  ■ 眠い目をこすって @7:00

きょうは朝番と夜番を担当。今週は火~木と3日間も休みが続いたのをこれ幸いと、夜な夜な小説を読みふけってばかりいたのでそのツケで今朝は眠い。でも朝番があるおかげで体内時計が強制リセットされるのは健康にいい、はず。ぎりぎりまで布団との別れを惜しんだあと大急ぎでシャワーを浴びて着替え、開店時刻の7:30に間に合うよう仕事スタート。

 
住み始めたころの小ざっぱりした部屋。いまはあまりさっぱりしていない。


  ■ 朝番スタート @7:30

朝番の始めはまず館内チェック、そして玄関の開錠、リビングチェック。

洗面台の鏡を拭き、トイレットペーパーやシャンプーなどの備品を切らしていないか、トイレのスリッパが行方不明になっていないかなどを確認。たまにトイレのスリッパを履いたまま部屋に戻ってしまうお客さまがいるけれど、外国人の方の場合は文化の違い、日本人の方ならお酒の効能、それともかわいいスリッパには旅をさせよ?などと思いをめぐらせつつ正面玄関の鍵をあけ、7:30開店。

次にリビングをチェック。PCを起ち上げているあいだにコーヒー・紅茶・砂糖などの補充、キッチンの整頓。

雪がふった朝は玄関と裏口まわりの雪かきをすることも。以前、お隣の焼き鳥屋さんの雪かきを手伝ったらお礼に焼き鳥をごちそうになった。「雪は天から送られた手紙である」という名文句を残した雪の研究者がかつていたそうだけど、その手紙が美味しいひと時まで運んでくれるなんて、なかなか粋なはからいというもの。

雪がふった翌朝の屋上にて。当時のヘルパー、スコットランド人のSが嬉々として柵を飛び越える。良い子はマネをしてはいけない。


  ■ 予約管理 @8:00

PCで予約管理業務。まずはメールチェック、受信トレイに予約のメールが何件か。たとえば森と水のウェブサイト経由での予約なら、Excelの予約ファイルで空室状況を確認、空いていれば入力、お客さまに返信、確定済みの予約を印刷してファイリング。

夜更かししたせいでまだちょっと眠いので、作業のおともにコーヒーと音楽でも。リビングのBGMはスタッフ次第、さらに気分次第で秋の空みたいにころころ変わる。今朝は学生のころから好きだった rei harakami を。彼の音楽は他のエレクトロニカと違い、電子音のなかにも人の情緒のようなふわふわとしたゆらめきが漂っているのがいい。


  ■ 朝ごはん @8:30

メールチェックがひと通り終わったので朝食を。もう一人の住み込みスタッフHは早起きなので、遅起きのZよりもたいてい先に済ませている。加えてZは食への感受性がいちじるしく乏しく、朝食は小学生のころからずっと食べ続けている納豆タマゴご飯。ただし小学生のころと違うのは、Hが初めて来たときから酵素玄米の文化を持ちこんでくれたおかげで炊飯器にいつも赤々とした酵素玄米があること。おいしくごちそうさま。


  ■ お客さまのお見送り @9:45

お客さまが玄関から出る音を聞きつけるとその都度お見送り。1組はチェックアウトするドイツ人のカップルで、モンキーパークこと地獄谷野猿公苑へ。もう1組は今夜も連泊するノルウェー人の女の子たち、なんと先日延伸したばかりの新幹線で金沢まで日帰りで遊びに行くという。

外国人の旅行客はJRパスという、新幹線や特急もふくめてJRに乗り放題の切符を使って、ほんの1、2週間のあいだに北は北海道から南は九州まで、日本中を旅する人がけっこう多い。じぶんもJRパスを使えたら金沢までふわっと散歩にいけるのに。

ともあれ、"Have a good day!"

こちらはカンガルーの国からモンキーパークへ。館内でもずっとカンガルー帽をかぶっていた。


  ■ 掃除 @10:30

全員のお客さまを見送ったあと、玄関をいったん施錠。森と水ではチェックアウトする方も連泊の方も、お客さまには10:30から16:00までのあいだ、いったん外に出ていただくようお願いしている。お客さまがいろいろな場所で充実したひと時を過ごしているあいだ、スタッフは客室や館内の清掃、ときにミーティングなどを行う。2、3階の掃除は昼番のオーストラリア人ヘルパーLにまかせ、朝番Zは1階を。


  ■ 昼ごはん @12:00

掃除を終えて朝番終了、そのままランチタイム。きょうのおかずは昨夜の残りもののシチューと、通いスタッフのKちゃんがくれた謎の漬け物。大きい葉ぶりからするとキャベツ?だとは思うけど、Zは食材についての理解にひどく乏しいので、「おいしい漬け物」と大雑把な認識でやり過ごす。おいしくごちそうさま。

ちなみに外国人ヘルパーLは完全な菜食主義者 vegan で、ふつうの菜食主義者 vegetarian が食べる乳製品や卵を彼女は食べない。鶏肉の入っているシチューは避け、かわりにサツマイモをほくほくの焼き芋にして食べていた。 Looks delicious! と言ったら Do you want some? とありがたいお言葉が。おいしくごちそうさま。

そういえば今朝からHの顔を見かけない。裏口の定位置に彼の靴がなかったので、朝からどこかに出かけているのだろう。

食欲旺盛なスタッフがそろうと、パスタが噴火寸前なくらい山盛りになることも。


 ■ ちょっと休憩 @13:30

夜番の開始まで小休止。いったん部屋にもどって読みかけの小説を読み終えてしまう。19世紀ロシアの作家、ニコライ・ゴーゴリの『鼻』。鼻が長いのを嘆くのは芥川の『鼻』だけど、こちらは鼻が文字通りなくなるのを嘆く話。ある日突然じぶんの鼻がなくなっているという、ふつうならありえないはずの出来事そのものには頓着しないまま、当の本人はなくした鼻をさがして取り戻すことのほうに腐心する。

ひさびさに読み返してみたけれど、ある朝突然じぶんが虫になっているカフカの『変身』といい、「ありえない」を、「ありえる」どころか「ある」としてさらっと描いてそのまま読者のまえに差しだしてしまう文学の想像力は、やはりすごい。


  ■ 夜番スタート @15:30

などと文学青年ふうの余韻にひたったあと、現実の再開。昼番からの引き継ぎをすませたあと、16時の開店にあわせてまずは館内チェック。掃除中に換気のため開けていた窓を閉め、きょうチェックイン予定の客室にちゃんと布団やシーツが人数分用意されているか、シャンプー・トイレットペーパーなど補充品に不足はないか、いま一度確認。特に問題なく、玄関の鍵をふたたび開けて16時開店。


  ■ チェックイン受付 @17:00

リビングのPCでメールをチェックしていたら、玄関ドアの上につけてある鈴のカランカランという音が。廊下に出ると、黒髪だけど日本人ではなさそうな顔立ちの、大きなバックパックを背負った青年がひとり。日本語よりは英語かな、と当たりをつけて "Hello!" と声をかけると、青年も "Hello!" と、日本人のハローとは違う流暢なひびきの Hello を返してきた。つづけて予約の有無を確かめるべく、 "Do you have a reservation?" 。ネイティヴスピーカー並みに英語を使いこなすにはまだまだ程遠いけれど、さしあたりの業務フレーズは舌先からすっと出てくるようになった。 "Yes, I booked yesterday." と笑顔ともども返事が。

フロントにご案内し、パスポート番号を控えさせていただいたあと、お会計、つづけて館内の時間割や設備の利用方法についての説明。別々のお客さまが立て続けにお見えになった際などは時間がなくて必要最低限のやり取りですますが、この時は時間があったので、どこから来たの?いまは学生?などと訊いてみた。予想どおり日本人ではなく台湾の大学生で、建築の、構造ではなく意匠のほう、それもお寺などの伝統建築よりは東京都庁舎や金沢21世紀美術館といった現代建築に興味があって、日本中の有名な建築物を見てまわっているとのこと。じぶんも学生のころ、建築学科の友人たちからいろいろ話を聞いて建築を知ったかぶった時期があったので、もちろんいまだに知ったかぶったままだけど、館内説明そっちのけでついつい話に花を咲かせてしまった。

いちばん若い、というか幼いスタッフのモーリーちゃん。お客さまのチェックイン時にベッドシーツの説明をするのと目を開けながら寝るのが仕事。外国人に大人気。


  ■ 晩ごはん @19:00

18時ごろ、玄関のカランカランという鈴音とともにHが戻ってきた。なんでも県庁の裏手のほうにある温泉・うるおい館に朝早くからずっと行っていたらしい。朝と昼と、それぞれのんびり時間をかけて湯船につかり、合間の時間は食堂でカレーを食べたり本を読んだりしたそうな。それは気持ちよさそうな一日だなあ、と思いつつも早起きと無縁のじぶんはきっと朝風呂ならぬ朝温泉のすがすがしさを知ることはないだろう。

という後ろむきな感想を胸に、ところできょうの夕飯は何にする?昨日のシチューは昼に食べちゃったけど……あ、魚あるから魚にする?あ、それいいね!ということで一緒に夕飯をつくり始める。しかしZは皿洗いは得意だが調理はいまいち、というのも野菜を切ったりフライパンで炒めものを炒めたりといった動作そのものはどうにかなるのだが、この料理を作るためにはこの食材とあの食材をこれこれの手順で調理して、といった全体的な観点や段取り、作業のプランニングが致命的に欠けている。なのでたいていは、このあとどうすればいい?と料理のできる男Hに指示を仰ぎながら、なけなしの調理補助につとめることにしている。

ともあれそうしてできた焼き魚も白菜のスープも、素材の味わいをそのまま活かしたシンプルにしてベストなできあがり、だと思う。ちなみに白菜は、元スタッフのRちゃんが森と水のみんなにといって届けてくれたもの。彼女は森と水を卒業後、農業の道にすすんでいまは農園でいろいろな野菜を育てている。白菜そのものがおいしかったのはもちろんだが、じぶんたちのよく知っている、顔の見える人から直接いただいたものであるというのはやはり安心感があるし、なにより嬉しい。Rちゃん、おいしくごちそうさま。


  ■ お客さまと団欒 @20:00

夕飯を終えて後かたづけをしていると、先ほどの台湾の学生さんがリビングにやって来た。あすは長野県のへそ、どころか日本のへそと呼ばれなくもない諏訪湖に行って、日本を代表する建築家のひとり、伊東豊雄が設計した諏訪湖博物館・赤彦記念館を見てくるとのこと。あの博物館のなめらかで細長の流線は、金属製の丘のような、あるいは寝っ転がったクジラのお腹のようなぱっと目を引くフォルムだけど、やかましい主張はなくて湖畔のたたずまいに無理なくとけこんでいるよね。というような意味のことを本当は伝えたかったのだが、かわりに伝わったのはじぶんが彼ほどには英語をたくみに操れないということだった。

言葉の壁にめげそうになりつつ、せっかく諏訪に行くのなら、ということで諏訪湖畔に4箇所ある諏訪大社と、そのうちの下社春宮のそばにある万治の石仏をおすすめ。万治の石仏の、あのなんともいえない可笑しみをそなえた穏やかなたたずまいは一見の価値あり。英語ではニュアンスをうまく説明できなかったのでかわりにグーグル画像検索で見せたら、にんまり笑いながら "Awesome! I'll go there!" とのこと。ぜひぜひ、 "You should!"


  ■ 夜番終了 @21:15

お客さまやスタッフとゆったり語らいつつ、チェックイン受付、予約やキャンセルのメール、お客さまからの問合せなどをその都度こなし、閉店時刻の21時までに全員のチェックインが終了。玄関に鍵をかけたのち、本日の会計を締める。スタッフノートの会計欄に記入した金額と、実際の現金がきちんと一致しているか。

Zは几帳面な性格にくわえて計算が得意なので会計がずれることはあまりないが、なぜかきょうは200円だけ合わない。お釣りを渡し間違えた?あるいはお代を受けとり忘れた?と一瞬ひやり。でもたいていはノートへの記帳漏れが原因。案の定、ドリンク販売のお茶100円とレンタルタオルの100円をノートに記入していなかった。いくら得意だからといって天狗になるのはよくないな、と反省。もう一度やり直し、ぶじ一致。

胸をなでおろしつつもろもろの戸締りを再確認し、リビングのお湯ポットなど補充もの、メールなども最終チェック。PCの電源を落として夜番終了。その後、もう少しだけお客さまとの会話にくつろいだのち、22時すぎに自室にもどる。

いろいろなお客さまとのふれあいが、やっぱりいちばんの醍醐味。


  ■ ぬくぬく読書 @23:00

あすも朝番だからそろそろ寝なきゃと思いつつ、布団にくるまってぬくぬくだらだら読書。以前、ヘルパーLと入れ替わりで森と水を卒業したタイ人のヘルパーGに、タイでおすすめの作家はだれ?と尋ねたらしばし黙考したのち教えてくれた、ピラ・スダムという人の短編集。邦訳されているのはこの短編集のみのようだけど、市立図書館にあったので借りてみた。

その日の食べものにも事欠く乾季のさなか、ただひたすら慈悲の雨がふるのをこいねがうタイの農村部のひもじい暮らしぶり。欧米化がひずみをともないつつ進展し、金と労働、欲望と失望が渦巻く首都バンコクの混沌とした空気、ないし空虚。幼少時からの貧苦に折れることなく英語圏の先進国で高等教育を受ける機会をつかんだものの、あるいはつかんだからこそ、故郷の美しく貧しい大地に住みつづける父母たち農村民のありかたを尊敬と批判のまなざしでじっと見据えてやまない作家自身の、ためらいと覚悟。

大まかな空気感を要約すればこういう感じの内容ですよ、と言えば言えるのかもしれない。でも要約なんてできないな、と読み終えるたびにいつも思う。たった200ページに満たない一冊の内側でさえ、多くの人間がそれぞれのしかたで息を吸い、働いては悩み、傷ついては笑い、後悔してはすすんでいく。そのすべてを行儀よくまとめあげ、10秒で飲み干せるスポーツゼリーさながらの手軽さでだれかに伝えることなんて、少なくともじぶんにはできそうもない。


  ■ 就寝まぎわのぐるぐる、そして @0:30

とすれば一冊の外側においてはなおのこと、たとえそれがいつもと同じありふれた金曜日にすぎなかった(ように感じた)としても、こうして丁寧にふりかえってみればいろんな思いや交わりがその都度あったなと、そろそろ重たくなってきたまぶたの裏側であらためて思う。出会ったばかりの人々との他愛のないおしゃべりや、なんということのない別れ際の間合いの、不思議な忘れがたさ。こういうあいまいなもろもろを一行や一言でパッキングしてしまうような便利な言葉をじぶんは持ちあわせていないけど、それでいいかなという気がする。生活を要約することなんて、だれにもできないから。

と同時にできれば森と水も、なにか特定の色に染まったりひとつの雰囲気でまとまって閉じてしまうのではなく、雑多でごちゃごちゃしているけどそれがそのままでいいと感じさせてくれるような、要約の彼方にある場でありつづけてほしい

思考がぐるぐるしてきた。きのうはちょっと寝不足だったし、あすも朝番と昼番が待っている。目を覚ましたら懲りずにきっとまた、ぎりぎりまで布団との別れを惜しむだろう。そしてLがくれるかもしれない焼き芋を楽しみにしながら掃除にはげみ、きょうはなに食べる?とHに訊きながらお客さまと話し、Gのおかげで手にとった短編集を読み終えて、きっとあすの夜も、ぐるぐると眠りに落ちていく。


  **


応募条件や仕事内容・お手当など、より事務的な詳細については下記のスタッフ募集・紹介ページをご覧ください。
皆さまのご応募をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

森と水バックパッカーズ Moritomizu Backpackers
  

Posted by もりとみず at 20:24Comments(0)スタッフの紹介

2015年03月31日

スタッフ募集!

スタッフ募集の案内です。

住み込みスタッフ<<現在急募中>>
<個室。家賃水道光熱費不要・食材支給+任務・宿泊数に応じて月2万円弱~10万円ぐらいまで(詳細は下記Website)>
通いスタッフ(随時募集中)
<近所の方、週1回(半日程度)からでもOKです。食事あり。>

観光・遊び・業務関連資格などに補助あり。
その他詳細はWebsiteをご覧ください。
こちら   http://bit.ly/1BKoGwI

(お客様がくつろぎ、長野を満喫してもらうお手伝いをしますが、刺激もたくさん受けますよ。)
--------------------------------------------------------
いろんなお客様、いろんなスタッフと接することができ、英語や料理も実戦で鍛えられます。
決められた時間は責任をもって店を動かし、たっぷりある自由時間はバイトするもよし、長野を満喫するもよし、好きなことをしてください。
運営に深く関わりたい方にはいろいろやってもらいます。

(人と時間に余裕があれば観光研修やアウトドアなどに行くこともあります)
---------------------------------------------------------
このたびスタッフ待遇を改善しました。

従来は、シフト時間中もヒマがたくさんあって、自分の好きなこともできました。あまりもうからない商売でもあり、スタッフにはお金はほとんどあげられないけど、気軽にやってもらう、というスタンスでした。その代わり、拘束時間は少ないので、お金が足りない人はバイトに出てくれ、と。

この2年ぐらい、着々とお客様が増加傾向にあり、忙しい日が多くなりました。サービスも少しずつよくしてきていますし、そのためにスタッフにやってもらうことも増えています。そうなると、いろんなことを覚え、自分で判断できるスタッフに長くいてもらいたい。

それには、きっちりやってもらって、その分の報酬を支払う。バイトに行くのでなく、内部のことをもっとやりたい人には何かをまかせてやってもらう。その方がやりがいがあるだろう。
また、遊びに出かけてリフレッシュすることや本人のステップアップについても、業務に役立つ部分には援助する。半年ごとのリフレッシュ休暇でのんびり旅に出てもらう。そんなことを考えて新しい待遇システムを作りました。

 
いい仲間が揃うとお互いにいい刺激をもらって楽しい。仲間が多いと共同作業や研修もできて楽しく充実する。
ぜひ来てください。待っています。(オーナー aki 2015年3月30日)

(歓送迎会などのパーティもときどきあり、旧スタッフや常連さんやその場のお客さんが参加することも。)

実際にどんな生活になるのだろう?
ノンフィクションブログ近日公開予定。
お楽しみに。

  

Posted by もりとみず at 07:05Comments(0)

2015年02月03日

朝担当ユカ(ヘルパー列伝12)

住み込みだけど、平日朝しかできないので、食費を払ってもらうという変則ケース。

開店して1年たたないころに申し込んできたユカ。
駅近くのフェアトレード・オーガニック雑貨店で昼前から働くため、森と水の接客とそうじを10:30ごろまでやる。
でも週末はあまりできないという。
関わり方が中途半端なんだけど、会ってみて素敵な人だったし、住み込みヘルパーはしばらくいなかったので、変則ながらやってもらうことにした。
約4ヶ月、当時としては最長の住み込みで、ふんいきもよく、朝をコンスタントにまかせられて助かりました。ありがとう。
 
同じく3月に来て、4月からコンスタントにやってくれたヒロポンと
----------------------------------
ときどき登場、ヘルパーの思い出を記録しつつ、森と水での生活のようすをかいま見てもらうヘルパー列伝。

今回は2012年3月から7月までやってくれたユカ。
当時は朝番と夜番だけで、朝番がそうじもやっていた。10時チェックアウト(今は10:30)で、11時には彼女のショップの仕事が始まるので、10時前に掃除を始めることも多かったと思う。
いろんなヘルパーが通いなどで出入りしていたころだったが、3月半ばから4月半ばまでホセ(列伝8)が住み込み、4月から週末はヒロポン(列伝9)が来てくれ、5月からはスタッフのおずくんが平日朝8:30までと夕方4:30からをやってくれ(日中は長野市内で受講していた)、5月末からはマスミン(列伝4)が住み込んだ。

そんな仲間となじみ、でも自分の時間を大切にして、いい関係だった。

そうじがユカにとってはメインの仕事。

長野マラソンもみんなで応援した。

 
ホセが準備してくれたタコスパーティ。ホセとはいいコンビで早春を過ごした。
夕方にはショップの仕事が終わっていることが多く、パーティには参加できるが、自分の用事や体調の具合で参加しないことも多かった。
これはいいことで、住み込みでずっといっしょにいると、煮詰まることもあります。各自の時間を大切にしてください。

 
食材には気を使い、自然食が基本。食費という名目でお金を払ってもらっていたけど、牛乳やスーパーの卵は食べずに、自分で豆乳や自然卵を買っていたので、申し訳なかった。(今は豆乳は森と水で普通に買っています)

 
本人の都合で予定より早く7月半ばに長野を去ってしまった。

翌年訪ねてきてくれて、花見に行った。
来たときから、なべくら高原の近くに住みたいと言っていたのを実現したという!
でも近くに仕事がないので、前からやっていたヒーリング(マッサージ)の仕事で長期出張していた。
その後もたまに顔を見せてくれた。
元気でやっているかな。
----------------------------------
***スタッフ募集中***
住込みの方、大募集中。通いの方はいつでも大歓迎です。

「英会話を実際に使って上達する」   スピードラーニングなんかメじゃない
「お金を使わずに長野で生活する」   ぜいたくせずに、料理できれば、出費0も可能
「食住の基盤とし、バイトでかせぐ」   長期大歓迎!
「野菜を自分で作り、自分で料理する」 畑もやるよー(希望者)
そんなことができます。

<近所の方、週1回(半日程度)からでもOKです。回数が少ないと無給ですが、得るものは多い!>
<住み込みは個室で。食材支給+月1万程度(1ヶ月経過後から)>
詳しくはwebsite  のスタッフ募集・紹介ページをご覧ください。

過去のヘルパーのようすはこちら:
ヘルパー列伝(ブログ)

1:リサ
2:ミサト
3:リナ
9:ヒロポン

おまけ
☆自給農シェアハウス(仮名)

住居と畑をシェアして、なるべく自分たちの食べるもの(野菜と卵からスタート)を自給する場(数人)を作ろうと夢想中。
まだ構想段階ですが、興味のある方はご連絡ください。経験者も初心者も歓迎。何かあればfacebookページにUPします。
運営や養鶏など私とともに試行錯誤の連続になると思うが、安全な食を確保しつつ、やりがいと自由はたっぷり!
  

Posted by もりとみず at 09:29Comments(0)スタッフの紹介
プロフィール
もりとみず
もりとみず
【近い・安い・便利】
長野市の玄関
   長野駅から徒歩5分


自由な安宿として旅に、ビジネスに
ドミトリー(相部屋)&個室(5部屋)

★公式HPはこちら
http://www.morimizu.net/

★FBページもあります
https://www.facebook.com/moritomizu?ref=hl


畑&ワイルドアウトドアツアーもあり
お気軽にお問い合わせください
QRコード
QRCODE
インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 4人
オーナーへメッセージ