2014年11月30日

雨のやぶこぎ ぬめるナメコ

雨の中の猛烈なヤブこぎ、登り下りでときどき大物発見。
ここで疲れてしまって、後半の楽チンコースで動ききれない人も。

 



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2014年11月29日
7時現地付近のコンビニで集合。どしゃぶり。
4人中2人はきのこがりどころかヤブこぎなどしたことのない女性。
今日はヒラタケを見たいというリクエストだが、ヤブに突入しないといけない。
雨は弱まらない。
しかし、とりあえず歩き出してみて、きのこや天気を見て考えよう!

 

カッパを着て、さあこの斜面に登るゾ!まずストレッチ。

 

いきなりヤブの急斜面。すぐにナメコの小群生。状態はいいので、今日は期待できるかな。

そこからしばらく(といっても10分ぐらい)何もなし。
首謀者のIさんが、ない、ない、とぼやき、私も斜面を上り下りしてこまめに枯れ木をチェックしていたら、上の方から
「あったっ!!!」


見事なヒラタケだ。
さらに探すと、まもなくナメコの群生が見つかった。


開いて食べごたえのあるものと若いやわらかそうなのが混じっている。

ここから先が大変だった。

 

雨が小降りになったこともあり、ヤブこぎしつつ、いろいろルート変更。
下りすぎて沢に入ってしまい、登り返したり。


なんとか戻って車道に出たら、そこにエノキタケが出ていた。


採りたてのナメコの味噌汁、ヒラタケとタマネギの炒め物でゆっくり昼ごはん。
若いナメコをひと煮立ちさせただけの味噌汁は、汁がとろんとして、ナメコをかむと香りがなんともいえずすばらしい。
ヒラタケはじっくり炒めて塩だけでうまみぎっしり。

さて雨もやんだり小降りになったり、空も明るくなった。
第2弾行きましょう。
あらかじめ歩きやすいルートを考えてあったので、車で30分ほど移動。



踏み跡をたどり、さあ探すぞと始めるとすぐにムキタケ、ナメコと見つかる。幸先よし。


いや、すごいのが見つかったが、急斜面から突き出している。
みんなあきらめてしまったが、、、



上物なのです。ぬめりが垂れ下がっているのが見える!
これを素通りはできない。
ということで私ひとり、たんねんに落とし、拾ってそうじして、30分以上作業していたかな。

するとヤブの向こうから声がする。
どうやら、あきらめて戻りたい人と、ヤブの奥で叫んでいる人がいる。迷ったか?


3人は元の踏み跡で待機。
Kさんは斜面の上のほうにいて、行くと、きのこを発見していた。
しっかりしたムキタケ。


ナメコも3ヶ所ほどあり、二人で棒を使いながら回収。
みんな待っているところに戻ると、すぐそばにナメコあるし。

Iさん、前半戦で足がつりそうだとのことでした。
Kさんはだんだん調子が出てきたとのこと。

雨とヤブ斜面できびしかったけど、ナメコ大群生もヒラタケ大物もあって、まずまずでしょうか。

もう1回ぐらい、雪が積もる前にヒラタケとナメコをどっさり採りたいな。
興味のある方はご相談ください:ツアー案内はこちら

  

Posted by もりとみず at 10:03Comments(2)アウトドア

2014年11月20日

初代チーフ・エイコ(スーパーヘルパー列伝10)

住み込みスタッフ最長1年2ヶ月、初代チーフのエイコが次なるステップへと旅立った。

ほんとうによくやってくれた。最大限に感謝し、評価したい。
それどころか、その態度や行動に見習うべきことが多く、いい刺激をもらった。その意味でも感謝。

アラスカで思いっきり、そして楽しくやってきてくれー。


<チーズが好き!>


ほんの一端だけだが、エイコのいくつかの側面、エピソードを紹介してみる。

1.初代チーフ:万能型がんばり屋

「将来はゲストハウスを作りたい。2年後ぐらいにアラスカのリゾートでのインターンシップに行きたいが、それまで森と水でやりたい。」
期間も長く積極的に関わってみたいということで、チーフというポジションを作っていろいろまかせることにした。
それまではオーナーの私が仕切っていたので、チーフにどれだけまかせるかを試行させてもらった。
おかげでチーフ制が固まり、運営も安定した。
うれしい誤算があってアラスカ行きは早まった。


<常連コガッチと>

彼女は安定感があり、まかせられる。粘り強い。現実的な解決案を出す。
お金をかけられない中でお客さんに楽しくすごしてもらえるよう工夫したり、
ときにギクシャクしかねない人間関係を、それぞれの立場も考えていい状態にもっていったり、
体調が悪い時や身内の都合で毎週遠出することになったときも、ぼやくことなくやるべきことをやっていた。
逆境にへこたれない姿勢は印象的だ。


彼女は名古屋出身だが、そういえば最初の住み込み日本人スタッフのリサ(列伝1)もがんばり屋で愛知出身だった。

<戸隠は研修を兼ねてよく行った>

2.バリバリバイト

空き時間を有効に使ってどんどんバイトに出ていたのもエイコの日常。
夜の飲食の仕事はハローワークで見つけ、これは最後まで続いた。
派遣会社経由の日雇いバイトにもちょくちょく。
後半は駅のコーヒーショップBeck'sに行く時間が多かった。森と水から近く、シフトの空き時間に行けて、仕事が忙しいのがちょうどよかったようだ。
世界食道など他にもやっていたが、どこでも一生懸命働くからかわいがられていた。いくつかの職場や人付き合いがあることも楽しんでいた。

全般に節約してお金をためていたが、物欲もときどき爆発させていたな。

<長野プリンスホテル「じゃないよ 森と水バックパッカーズ」と書き加えた。facebookで大反響>

3.ものづくり、料理

豆本やアクセサリーなどの小物を作るのが好きで、館内の小物や装飾、館内掲示のユニークなイラストなどにもセンスを見せた。

料理も好きで、忙しい生活の中、いろいろ上手に作っていた。
ベジタリアンのスタッフがいる期間が長く、肉好きのエイコだが、肉なしの料理も工夫していた。
冬はハチャプリ(チーズ入りのパンみたいなもの)が得意料理になった。
最後はかっちりしたドーナツをマスターし、職場へのプレゼントにしていた。



スタッフのリナ(列伝3)が持ってきたコーヒーミルが気に入り、突如コーヒーにはまった。
ミル、お湯を注ぐ細口ポット、サーバーとペーパーホルダーのセット、ホットミルクを泡立てる道具をそろえ、「エイコーヒー」と称していれてくれた。



カミさんが持ってきた常温醗酵ヨーグルトが気に入り、冬からずっとつないで作り続けてきたので、冷蔵庫には常に自家製ヨーグルトがあった。

4.仲間

住み込み、通い、短期、長期、日本人、外国人といろいろなスタッフが出入りする中、誰とも仲良くし、いろんな個性を楽しんでいた。
女スタッフが集まって話すときのテンションはすごすぎたけどねー。

<めがねスタッフ勢ぞろい>

通いのミカやヒロポン(列伝9)ほかいい仲間ができて楽しくやってもらえたと思う。

エイコに限らないが、いい仲間ができて喜んでいるスタッフが多い。
そのようすを見ていると、森と水をいいコミュニティにし続けることが、スムーズな運営のために必要なだけでなく、存在している目的のひとつだと思うようになってきた。
時間に追われすぎず、自力で食べ物を作り、必要なお金をかせぎ、みんなと楽しくくらす、そんな仲間を増やそうと考えています。

<最後の2ヶ月は思い残すことなきよう(?)いろいろ遊びに行きました>
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過去のヘルパーのようすはこちら:
ヘルパー列伝(ブログ)

1:リサ
2:ミサト
3:リナ
9:ヒロポン

スタッフ募集中。
住込みの方は事前に相談して時期を決めています(今だと12月上旬以降)が、通いの方はいつでも大歓迎です。

「英会話を実際に使って上達する」
「お金を使わずに長野で生活する」
「食住の基盤とし、バイトでかせぐ」
「野菜を自分で作り、自分で料理する」
そんなことができます。

<近所の方、週1回(半日程度)からでもOKです。無給ですが、得るものは多いです>
<住み込みは個室で。食材支給+月1万程度(1ヶ月経過後から)>
詳しくはwebsite  のスタッフ募集・紹介ページをご覧ください。
  

Posted by もりとみず at 15:12Comments(0)スタッフの紹介

2014年11月14日

えびす講花火 屋上鑑賞会

長野市の晩秋の風物詩、えびす講煙火大会
http://www.nagano-cci.or.jp/ebisukou/
秋の澄んだ夜空に約1万発の花火が上がる、大イベント。えびすの神に誠意と感謝の意を表わすお祭と言われています。



森と水バックパッカーズの屋上で、コタツに入って鍋をつつきながら見ます。
4年目になります。

日時:2014年11月23日(日)18時花火開始のちょっと前から 20時すぎ花火終了まで 都合のいい時間帯にいらしてください。
会場:森と水バックパッカーズ屋上
参加費:1000円(鍋、焼酎・お茶付き)
持ち物:あたたかい格好 食べ物飲み物持ち込み大歓迎

申込は、facebookイベントページに書き込んでください。宿泊の方以外は適当数にて締め切ります。

メールは info(at)moritomizu.net  <(at)→@>まで


雨天中止。facebookイベントページにて中止連絡します。 屋内でTVでもいいよという方は来てください。

見たことある方は知っていると思いますが、とても寒いです。冬用の格好でお越し下さい。
花火が終わったら、お帰りの際に食器などを持って降りるのを手伝ってください。
宿泊でない方はこれで退出していただきます。

一昨年の様子はこちら


  

Posted by もりとみず at 09:04Comments(0)イベント

2014年11月03日

141101ムキタケ大漁&ナメコ出始め

ムキタケをたっぷり採って、帰り道
「あった」「え、また見つけたの、、、よし採ろう」
ヤブに踏み込み「おー、たくさんあるよ」、さらに進んで「うぁー、すごいよ」
てなことを繰り返す、疲れて幸せなきのこがりの1日だった。

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リピーターのIさんグループ、ムキタケを採りたいということで、数年前に初めてご案内した場所にまた行った。

くもりのち雨の予報だったのに、明け方から降り始めてきた。
集合前に「やめますか?」と聞いたら「絶対行きます!」と即答。やる気満々。

Iさんの熱意が通じたか、歩き始めるころには小降りになった。

山に取り付くポイントを探していると、道端にホコリタケがたくさんある。ナメクジが食べようとしている。


山に取り付いて、いきなりヤブ&急登。Kさんから悲鳴が聞こえるも登り続け、ぼちぼちムキタケが見えてきて、ムラサキシメジもあり、まあなんとか楽しめるかな、という感じ。


ムキタケは、少し見つけてはヤブを進み、するとさらに見つかる、という感じで、大群生はないものの、かなり採れた。
斜面を登りきり、歩きやすい道から林を眺めてみる。道のそばに見つかり、採りに入るともっとたくさんあり、さらに足元の別の木に、そしてそれらを採っているとさらに林の奥の樹上に群生が見つかったり、ときりがない。


ナメコは幼菌がちょこちょこあるが、そんなぐあいに探していると、Kさんがいいのを見つけた。


ムキタケと同じ木に、まだまんじゅう型の若いナメコがたくさん。

幼菌は所々で見つかり、「来週ですね」とあきらめた。


その他、クリタケは多くはないが太いのをやはりKさん発見。


ヒラタケは幼菌1つのみ。この山には少ない。


ムキタケはいいかげん採ったので、シモフリとムラサキを探そうとIさんと歩いていくと、TさんとKさんが来ない。声の届く範囲にいたはずなのに、呼んでも返事がない。違う方に行っちゃったかー、探しに行くか、と戻ると、ヤブの中で二人はきのこを採るのに夢中。

で、入ってみるとまたもムキタケ多数&チャナメもぽつぽつあり、その一帯をさらに探し回る。


収穫と時間とみんなの疲れ具合を見て、そろそろ引き返すことにした。
シモフリはなく、ツチグリが美しい。


帰りながらも、次々ムキタケが見つかり、ヤブに入るのが面倒そうならやめたり、でもやっぱり気になるから近づいてみると大群生だったり。冒頭に紹介したようすだ。


樹上のは、ひとりがナイフ付きの竿で落として、すぐに他の人が拾う。

途中ムラサキが1ヶ所あったほか、ナメコはやはり幼菌がぽつぽつ。
ナメコはハサミで切り、ざるで受ける。

とうとうきのこも見つからなくなって、さあ帰るのみ、と思ったらナメコが数個あり、近くにムラサキが何個かまとまっているのをIさん発見。リーダーに見事にシメていただいた。


皆さん、大満足でへとへとになって車に戻った。
お昼ご飯にあらかじめ作っておいたムキタケ入りクリームシチューを味わってもらう。
ムキタケは味がしみにくく、味噌汁より、こってりしたクリームシチューやすき焼きに合う。

来週行けばナメコがかなり採れそうだ。他の人に採られてなければネ!そして雪が積もらなければ。
12月前半まで(雪が積もるまで)きのこがりツアーやってます。

興味のある方は上のブログを見てお問い合わせください。水曜か土曜が都合いいです。
今週は都合により、11/7(金)午前中に行く予定。

***************
私の足回りは2代目Gansho。
1代目のに穴があいて水がしみるのを我慢して履いていたが、ピンも減って滑るようになり、とうとう買い換えた。軽くて軟らかいタイプで、安定感よりも機敏さ・軽快感が魅力。製造中止で、ヤフオクで探して買った。値段は10年前の2倍だ。表示サイズより0.5から1.0cm大きく、私の通常くつサイズ26.5のところ、26.0を買ったがそれでも大きく、インソールを入れて厚手の靴下を履いている。



  

Posted by もりとみず at 06:58Comments(0)アウトドア
プロフィール
もりとみず
もりとみず
【近い・安い・便利】
長野市の玄関
   長野駅から徒歩5分


自由な安宿として旅に、ビジネスに
ドミトリー(相部屋)&個室(5部屋)

★公式HPはこちら
http://www.morimizu.net/

★FBページもあります
https://www.facebook.com/moritomizu?ref=hl


畑&ワイルドアウトドアツアーもあり
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