2013年10月26日
きのこ放射能測定:1 野沢
春の山菜に続き、きのこも放射能測定をします。
長野の魅力は山とその恵み。
長野の魅力は山とその恵み。
安心して、あるいは注意すべきところを理解して、楽しんでもらいたいものです。
第1弾は野沢のムキタケ
結果: Cs-137、134合算で8.1±3.2 Bq/kg(検出下限値は9.6)
一般食品基準が100で、長野市の学校給食は25(C137,134各12.5ぐらい)なんで、
まあ食べてもいいでしょ。
すでに塩漬けにしてあり、塩抜きしてから食べるので、さらに数値は下がるはずです。
(塩抜き効果も再来週測定します。検出下限以下なので精度は出ないと思いますが)
野沢での採取場所は、放射能がかなり出ている群馬県からは、志賀高原(岩菅山あたり)を越えて次の山地の裏側にあたります。
この日は地面のきのこがほとんどなく、ムキタケだけになりました。
再来週はほかのも測りたいが、チャナメを1kg近くとるのは無理じゃね?虫食いのムラサキシメジやシロノハイイロシメジならいけるか。
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詳細データ
測定日 2013年10月24日(採取は、10月23日)
放射能の単位はBq/kg
品名 採取場所
ムキタケ 野沢600-800m付近
Bq/kg
品名 Cs137 測定下限 Cs134 測定下限 Cs合算 測定下限
ムキタケ 5.4±1.6 < 4.8 2.7±1.5 < 4.5 8.1±3.2 < 9.6
通常の30分測定で検出されたので1時間やってくださいました。
at 長野市民測定所 測定器TN300B NaI(Tl)シンチレーション検出器 60分
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サンプル採取・調製のようす
第1弾は野沢のムキタケ
結果: Cs-137、134合算で8.1±3.2 Bq/kg(検出下限値は9.6)
一般食品基準が100で、長野市の学校給食は25(C137,134各12.5ぐらい)なんで、
まあ食べてもいいでしょ。
すでに塩漬けにしてあり、塩抜きしてから食べるので、さらに数値は下がるはずです。
(塩抜き効果も再来週測定します。検出下限以下なので精度は出ないと思いますが)
野沢での採取場所は、放射能がかなり出ている群馬県からは、志賀高原(岩菅山あたり)を越えて次の山地の裏側にあたります。
この日は地面のきのこがほとんどなく、ムキタケだけになりました。
再来週はほかのも測りたいが、チャナメを1kg近くとるのは無理じゃね?虫食いのムラサキシメジやシロノハイイロシメジならいけるか。
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詳細データ
測定日 2013年10月24日(採取は、10月23日)
放射能の単位はBq/kg
品名 採取場所
ムキタケ 野沢600-800m付近
Bq/kg
品名 Cs137 測定下限 Cs134 測定下限 Cs合算 測定下限
ムキタケ 5.4±1.6 < 4.8 2.7±1.5 < 4.5 8.1±3.2 < 9.6
通常の30分測定で検出されたので1時間やってくださいました。
at 長野市民測定所 測定器TN300B NaI(Tl)シンチレーション検出器 60分
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サンプル採取・調製のようす
散策路を歩くと、この時期道端にチャナメやクリタケが見えるもんだが、ない!
ヤブに入ると、立ち枯れにでかいムキタケが生えていた。
でかいが若くて良質。
ときどきそんなのがあり、木に登ったりしてまずまずの収穫。
しかしムキタケ以外はなく、シモフリが1ヶ所で少しだけ出ていた。
シモフリのほかのシロも出てなくて、チャナメ、クリ、ナラ、ムラサキもなし。
車に戻るときにナメコがあった。ここはよく来るのだが、ナメコは珍しく、2度目だ。ナメコが育つ条件がそろう前に雪が降って大々的に繁殖するには至らないのかも。
さて場所を変える。地面のきのこの方がセシウムがたくさん出ている傾向がある(ような気がする)ので、シロノハイイロシメジが大量に出るところに行った。が、ない。
しかたないので、ムキタケを今年の塩漬けの分ゲットすることにした。
いくらでもあります。
1ヶ所で採り終え、10mも歩けば次の群落が見つかります。
しかもこの日は、若くて腐っていなくて、虫も少ない。絶好のムキタケ日和。
こんな丸まっているのもあった。
いいかげん飽きたので風呂に入らせていただいて帰りました。
野沢はこれが楽しみ。
クーラーの意味がない。まあ涼しいし、若いムキタケは腐りにくいんでよかろ。
翌日、放射能測定にサンプル提出。
虫食いのとか、いくらでもあるので、1kgぐらいは測定用に別にとっておいた。
ムキタケはやわらかいので容器に詰めやすいだろうと思い、ざく切りにしました。
細かくした方がぎっしり詰められて、検出下限が下がるのです。
残りはすべて塩漬け。ムキタケはフレッシュ感は必要ないし、虫出しにもなるし、しかもセシウム排出にも役立つはずなので、塩漬けがベストです。
森と水スタッフのみんなにやってもらいました。
汚れ部分はほぼ現地で除去して採取していますが、軽く水洗いしながら残っている汚れや虫食いの多いところを取ります。
食べるサイズに割いて、樽に詰めながら塩を振る。割かずにやってもよい。
空気に触れないようにビニールをかぶせてふたをします。ムキタケの場合、水が多くて重石で水を上げる必要がない。でも空気に触れるとカビるので、重石で中ブタを沈めたりするなど工夫が必要です。
塩抜きは次回の測定のときに紹介します。
きのこ放射能測定5:塩蔵でCs消滅 &2013まとめ
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Posted by もりとみず at 12:38│Comments(0)
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