2012年06月11日
6/9-10(土日)山菜キャンプ 雨の宴会もオツなもの
雨の中、たくさん歩いて良質の山菜を採り、タープ下でてんぷらや炒め物をできたてで味わいました。
2012年6月9日 雨予報の中、なじみのKさんとその知人でツアー3回目のYさんと出かける。
まずミズバショウの咲くせせらぎの近くにテントとタープを設営し、車で移動して歩き始める。
林道が雪で埋まっているのでそこから歩くのだ。ラッキーにも雨は降っていない。

歩き出してすぐそばに枝葉の開かないグッドなウドがあり、Kさんが滑りそうになりながら掘り、切る。
車が4台ほどあったが、このあたりは素通り。

林道を歩く。
ウドはたくさんあり、ほかにヤマブドウ、ハリギリ、ヨブスマソウ、小さすぎるコシアブラなど。
急斜面に極上のウドが出ており、採りに行こうとしてYさんが滑り、間一髪のこともあった。
途中降り出してカッパを着る。
たくさん歩いてギョウジャニンニクに出会う。

ちょこちょこあるのだが、良質なのが固まって生えているところに出会い、滑りそうな斜面のヤブに取り付いて、採取。
ギョウジャニンニクは手で折るとつぶれたり球根が抜けたりすることもあるので、ナイフで地際をすっと切るとよい。
まだまだたくさんあるのだが、雨は降り続くし帰りも長いのでほどほどにして切り上げる。

まだまだたくさんあるのだが、雨は降り続くし帰りも長いのでほどほどにして切り上げる。
3時ぐらいに戻って、結構寒いのでお茶でも沸かそうとしたら、Yさんがビールとつまみを出してきたので、そのままゆるゆると宴会突入。
ヨブスマソウをゆでつつ、ウドの白いところを切り出して水にひたし、むいた皮は取っておく。
てんぷらはウドのごくいいところを。フキノトウやハリギリ、ハンゴンソウも。
目の前で揚げながら食べるのが一番ですね。
生ウドをみそで。
ウドの皮をきんぴらに。
ヨブスマソウのおひたしはしょうゆやマヨネーズで。
白ワインや日本酒が進む。
Kさんは剣道の達人で、アウトドアや食べられるものの園芸に詳しい。
Yさんはダイビングのプロであり、毎月のように海外にでかけている。来月はモンゴルの草原でゲルに泊まっての乗馬ツアー。
二人はダイビングを通じての友人だ。
楽しく話しながら、シメ?にギョウジャニンニクと豚バラ炒めで丼。いつもながら、うまい。
真っ暗になる前に寝た。私はタープ下で、お二人はテントで。
6月10日
朝になっても水量の多い川でKさんが竿を出し、すぐ8寸ちょっとのイワナを釣る。

朝ごはんはうどんなのだが、イワナを軽く煮てまずイワナうどん。上品な味だ。

2杯目はきのうのてんぷらの残りに辛味大根としょうがをのっけててんぷらうどん。うまい。

タープ下には川虫がたくさん。川から3mぐらい段差があるのだが、ここまで歩いてきて羽化しようとしているのだろう。
さて朝食後、お土産の山菜探しにでかける。Yさんは寒くて眠れなかったので車で寝ていますのとのこと。

川岸に行くと、狙いのコゴミがない!堰堤と護岸ですっかりようすが変わっている。
4年前に作られていた。どこでもそうだが余計なことをするなあ。少々土砂が出ても問題のない場所なのに。金をかけて自然破壊。そして役所の関連部門は存続してゆき、ほかに回すべき予算は削られ続ける。

たくさん歩き回るがお目当てのコゴミは伸びすぎ。ニリンソウとトリカブトが混生する中でユキザサを見つけた。
たくさん人が入る場所だが、奥まったところでゴム手をはめた仕事人二人がアイコをばりばりむしりまくっていた。葉っぱを捨てていたので、直売所でなくて民宿や旅館かな。茎が7mmx30cmぐらいのをたくさん採っていた。あの細さだと皮をむかずに食べるのだろう。
戻ってお茶を飲み、キャンプ撤収。もう一遊びしたかったがYさんが冷え切っていたので風呂に入って帰りました。
Posted by もりとみず at 07:24│Comments(0)
│アウトドア