6/23-24 山奥の極楽現地調達キャンプ

もりとみず

2012年06月24日 18:30

6/23-24 現地調達キャンプ

ちょっとした難関を越えれば、そこは山菜もイワナも上物がそろい、広々とした川原で焚き火を楽しめる、楽園なのでした。
食べ過ぎました。

前日から当日朝まで雨で、増水で入渓できないかもしれないが、行ってみた。
なんと残雪の多いこと。
なんとか岩を伝って渡渉できた。



その後、滑落しそうな道をたどり、川原に出た。
釣りえさも現地調達なのだが、これだけ雪が多いとバッタなどの虫はいないし、川虫も少ないかも。
網を広げて流れをがさがさやると、




なんと10cmのイワナが採れました!リリース。大物用のエサにしてもよかった?
川虫は少なくて苦労したけどなんとかキープ。



川原のヤブを歩くと、極上の山菜がいっぱい。コゴミ、ヨブスマソウ、アイコ




肉厚のエノキタケ


ウド、カタクリなど。山菜採りのおっちゃんは主にヨブスマソウを採っていた。


流れがきつくて渡渉がつらいので、早めにキャンプを設営し、身軽でたんぱく質ゲットに出かけることにする。
天気予報は明日までいいので、川原の端っこのせせらぎの近くにタープを張る。潅木がいっぱいあって容易に張れた。
山菜は水に浸しておき、ビールも冷やし、さあ釣りだ。


流れがきついので渡渉するのだが、その前に竿を出す。
今回はKさんと二人だ。いつも「山越え沢ごもり」に参加していたKさんに、雰囲気のがらりと違うここを味わってもらおうと企画した。


いきなり出た!初ポイントで8寸オーバー、9寸と連発。釣りポイントは少ないものの、以後これぐらいのサイズが続々出た。


渡渉が怖い。雪解け水で冷たい。足を滑らせるとこの冷水に全身つかることになる。


8匹キープ目標はじきに達成され、釣り人が追い抜き、流れがまた強くなってきたので、雪しろがひどくならないうちに引き返す。

まきを集め、Kさんはさらに近場で竿を出したりした後、焚き火&調理準備。


焚き火でお湯が沸いたら、山菜ゆでものを済ませ、米を洗い、イワナをさばいて各種料理用に分ける。
刺身はKさんにやってもらった。


夕暮れ、宴会開始。


刺身、ウド生、ヨブスマソウ・コゴミ・カタクリ・アイコのおひたし(今日はマヨネーズ、しょうゆ、すりごま、かつおぶしを各自でつけることにした)、岩魚もつ炒め、皮ソテー、ウド皮きんぴら、エノキタケソテー&佃煮、など気分でいろいろ作った


締めはイワナ蒲焼風丼とエノキタケ入りイワナ汁。 食いすぎ。



夕方はガスが出たが、夜中には満天の星。星が多すぎて星座がすぐにわからないことがある、と話していたらそのとおりになった。


朝はさわやかに晴れた。イワナめし(イワナを入れてご飯をたく)のイワナの身をほぐしているところ。


さらにヅケ(刺身が多すぎたのでしょうゆにつけておいた)をのせ、ヨブスマソウ&カタクリを浮かせたエノキイワナ汁と朝食。ご飯が余ったのでお昼用に容器に入れたりおにぎりにしたり。

朝日の中、片付けて帰る。コゴミがわんさかあるのでおみやげにする。ウドやヨブスマソウも。アマドコロもあった。


帰り道、カモシカの頭蓋骨。毛が残っているが臭くない。


角が生え変わるところだったの?黒い角だけいただきました。


でかい雪渓が残っている。


崩れた踏跡をたどる。足を滑らせると谷底に落ちてただではすまない。

無事帰り着き、別の場所にわさびを探しに行くが、藪が茂って踏み込めず、あきらめた。

増水すると入れないし帰れなくなる場所なのだが、天気に恵まれ、楽しめました。
今度はさらに奥まで足を伸ばしたい。

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